新聞配達のバイトはきつい？給料手渡しや大学生歓迎の仕事を探す方法も解説！

「新聞配達のバイトはきついと言われるけど、本当はどうなの？」
「給料はどのぐらいもらえるのかな？」
「自分は新聞配達のバイトに向いているのかな？」

このような疑問をお持ちではないですか？

拘束時間が短く、比較的高給、1日の時間を有効に使える仕事が新聞配達のバイトです。

また、毎日続けることで精神力と体力がつき、責任感も強くなります。

この記事では新聞配達のバイトがきついと言われる理由、給料、新聞配達に向いている人、やめておいたほうがいい人、よくある質問について解説します。

この記事を読めば、新聞配達のバイトが自分に合っているかどうか判断できるようになるはずです。

新聞配達のバイトがきついと言われる理由

はじめに「新聞配達のバイトがきつい」と言われる理由を見ていきましょう。

理由はこちらです。

1つずつ詳しく解説していきます。

早起きがきつい

新聞配達バイト辞めたい。シンプルに早起ききついし全然稼げん

— 所持金60円 (@kun_yugu) May 27, 2020

新聞配達のメインは朝刊の配達です。誰もが真っ先にイメージするのは「早起きがきつい」ことでしょう。

販売店にもよりますが、朝刊を配達する人の出勤時間は1時から2時。

出勤時間に合わせて、早起きが必要です。

夜型の生活をしている人にとって、早起きは慣れるまではきついでしょう。

人によっては生活サイクルが乱れるケースもあります。

また、冬場は寒く、特に早起きがきついと感じるでしょう。

休みを取りにくい

増してや、配達員の高齢化による引退、ゆとり教育であるこの世の中、若者なんて休みがなかなか取れない新聞配達なんてやりたがらないに決まってる。休刊日も週１回に設定してほしいモノです。

— ぶん投げ王 (@TpV5LFiA0oO8z8V) January 3, 2023

毎月1回の月曜日以外、朝刊の配達は毎日です。

業務はシフト制で、配達は基本１人で行います。

決まった地域の担当になると、日曜日や祝日も変わらず配達業務があるため、休みを取りにくい仕事といえます。

また、多くの新聞販売店は人手不足で、従事している人が少ないことも休みが取りにくい理由の1つといえます。

天候により配達が大変

雨が降っても雪が降っても風が吹いても、与えられた仕事は必ずやり遂げるってのは学生時代の新聞配達のアルバイトで身体に染み付いた。急に休みたくても代わりの人などいない。配達が遅れれば即クレームの電話がくる。
今思えば相当キツい仕事だったが、あの経験が自分の仕事観を形成させた。

— 雪国の外構屋K (@Yukiguni_K_) June 11, 2022

大雨のときはかっぱを着て、大雪のときは自転車をおして、もしくはバイクにチェーンをつけて配達しなければなりません。

天候に関係なく毎日の配達業務があるので、任務をやり遂げる強い精神力と体力が必要です。

また、夜から明け方の配達になるため、辺りが暗く、冬は道路が凍結している恐れもあり、事故のリスクもあります。

夜遅くなるバイトとの掛け持ちが難しい

とりあえず居酒屋のバイトはやめるべきだな😩
新聞配達は学費出してくれるとこだからやめることはできないが😩

— 🍩しまむー🍩 (@simamuuuuuuu) March 10, 2016

朝刊の新聞配達の仕事に就くと早朝に起床しなければならなくなります。睡眠時間を確保するために早い就寝のライフスタイルにシフトすることは必然です。

居酒屋やカラオケ店などの夜遅くなるバイトとの掛け持ちは難しくなるでしょう。

日中のバイトであれば朝刊の新聞配達のバイトと掛け持ちは可能ですが、本業（学業、仕事）との両立と健康を損なわない働き方を検討しなければなりません。

新聞配達のバイトの時給・月収・給料事情

新聞配達の給料は朝刊、夕刊の違い、地域や契約先、配達ルートの距離や配達先の件数によって異なります。

また給料スタイルも日給制、月収制、時給制、完全歩合制、歩合制など販売店によってさまざまですので、平均的な給料金額として解説します。

【社会人の新聞配達給料】

	平均的な給料金額	業務時間
日給制	朝刊:4,000～6,000円｜夕刊:2,500～3,000円	朝刊配達:3～4時間｜夕刊配達:2.5～3時間
月収制	140,000～180,000円	1週間に6日勤務（朝刊・夕刊配達、どちらか）
時給制	1,000～1,500円	朝刊配達:3～4時間｜夕刊配達:2.5～3時間
完全歩合制	35,000～140,000円	朝刊配達:3～4時間｜夕刊配達:2.5～3時間
歩合制	時給＋歩合	時給制配達業務＋集金・営業

朝刊と夕刊を比較すると、朝刊配達は給料が高く、稼ぎたい人にはおすすめです。

配達件数が多く、販売店によっては深夜手当や早朝手当がつくところもあるからです。

朝刊の配達に慣れると、配達完了までの一連の業務を２時間程度で終了する人もいます。

日給制であれば時給換算すると2,000円超ですので高給だといえるでしょう。

また、配達件数に応じて給料が決まる完全歩合制や通常の配達業務は時給制で、追加業務の配達部数や集金・営業業務により手当がつく歩合制もあります。

朝刊配達の給料が高い傾向にあるのは

が理由に挙げられます。

大学生の新聞配達バイトの時給と月収

大学生の新聞配達のバイトは学業との両立が優先になります。

販売店によっては配達地域の担当を2人にして週3日～4日の勤務が可能になるなど、シフトに配慮してくれるところもあります。

【大学生の新聞配達給料】

	平均的な給料金額	業務日数・時間
時給制	800～1,200円	朝刊配達:3～4時間✕勤務日数｜夕刊配達:2.5～3時間✕勤務日数
月収制	140,000～180,000円	1週間に3～4日勤務（朝刊・夕刊配達、どちらか）

高校生の新聞配達バイトの時給と月収

規定により18歳未満は22:00～5:00までの労働が禁止されています。

そのため、高校生の新聞配達は夕刊のみの勤務です。

バイクの免許を持っていなければ自転車での配達になりますが、配達件数が少ないので多くても販売店と配達先を2往復で業務は完了できるでしょう。

高校生も学業との両立優先のため、テスト前や部活動によるお休みの申請ができる販売店もあります。

【高校生の新聞配達給料】

	平均的な給料金額	業務日数・時間
時給制	800～1,000円	夕刊配達:2.5～3時間✕勤務日数
月収制	140,000～160,000円	1週間に3～4日勤務（夕刊配達）

新聞配達のバイトの仕事内容

新聞配達の仕事内容を順に見ていきましょう。

アルバイトで新聞配達をしている大学生を例にご紹介します。

拘束時間は朝刊配達のほうが夕刊配達より1時間ほど長くなります。

【朝刊配達の仕事内容】
実労働時間　約3時間半例）大学生　男性　バイクで配達

時間	活動	内容
1:00	起床	顔を洗ってすぐに販売店へ
1:45	出勤
1:30	販売店に印刷所からトラックで新聞が到着	トラックから新聞を下ろし、店へ運ぶ
2:00	チラシの折り込み	チラシの折り込みは手作業、もしくは機械で行うところもある雨の日は1部ずつビニール袋に入れる
2:30	新聞配達スタート	バイクに新聞を積み込み担当地域に新聞を配達する（平均200件軒ぐらい）
5:00	配達終了	誤配達、不着があれば再配達する
5:30	帰宅

新聞折込のチラシは1週間のなかで土曜日が多く、通常よりチラシの折り込みに時間がかかることがあります。

また、年末や3月下旬の小売店がセールを行う時期は広告の厚みが増えるため、1回に持ち出せる部数が少なく、販売店との往復が余分にかかるでしょう。

【夕刊配達の仕事内容】
実労働時間　約2時間半
例）社会人　男性　自転車で配達

時間	活動	活動
13:45	出勤
14:00	販売店に印刷所からトラックで新聞が到着	トラックから新聞を下ろし、店へ運ぶ
14:30	新聞配達スタート	雨の日は1部ずつビニール袋に入れる夕刊はチラシの折込がないのでそのまま自転車に積み、配達へ
16:00	配達終了	誤配達、不着があれば再配達する
16:30	帰宅

夕刊は折込チラシの作業がないので、出勤後すぐに配達に出発できます。

また毎週日曜日がお休みなので勤務は週に6日です。

業務は主に朝刊と夕刊の配達ですが、販売店によっては購読者宅を訪問して購読料の集金や、契約の更新依頼、新規購読者の営業を行う仕事を任されることもあります。

集金や営業などの業務は歩合制で給料に加算されるので、対面でのコミュニケーションに抵抗がない人はどんどんチャレンジして高収入を目指すこともできます。

新聞配達のバイトが向いている人・やめたほうがいい人

新聞配達のバイトが向いている人はどのような人なのでしょう？

また、やめたほうがいい人についても調べてみましたので、自分が新聞配達の業務に向いているかチェックしてみましょう。

新聞配達のメイン業務は、チラシの折り込みと配達です。基本黙々と1人で行うのでコミュニケーションに苦手意識を持つ人にはピッタリです。

「新聞配達のバイト」が就活で高評価である理由は、毎日、早起きして、配達の仕事を続けてきたことで、「責任感のある人物」であることが伝わるからです。

新聞配達のバイトに関するよくある質問

新聞配達で給料手渡しの求人はあるの？

YES：あります。

販売店によっては対応しているところもあります。しかし、少数です。

ほとんどは銀行振込です。

また、銀行振込ではありますが、週払いの対応ができる販売店もあります。

給料の支払いについては、求人内容をよくチェックしておきましょう。

新聞配達の正社員はきついの？

NO：バイトと同じです。

「正社員だから新聞配達がきつい」ということはありません。

ただ、社員の立場になると配達業務だけでなく集金、営業業務が加わり、販売店によってはノルマが課せられるところもあります。

新聞配達は何歳からできる？中学生もOK？

基本は18歳からです。中学生はNGです。

労基法により原則、中学生の就労（新聞配達を含め）は認められていません。

しかし、家庭の経済状況が厳しい場合、例外として条件を満たし、労働基準監督署に申請して認められた場合に限り、夕刊のみ新聞配達ができます。

（参考：厚生労働省「小学生・中学生・高校生の新聞配達「就業規定」）

まとめ：新聞配達のバイトがきつい理由を徹底解説！

「新聞配達のバイトがきつい」と言われる理由はこちらです。

朝刊の新聞配達をした後は、1日の時間を有効に使えるメリットがあり、給料は比較的割高、大学生であれば就活時に毎朝の新聞配達の経験があることをアピールできます。

毎日数時間の積み重ねは、心と身体をきっと強くしてくれることでしょう。

あなたも新聞配達のバイトにチャレンジしてみませんか？