株式会社ACILが運営するキャリア・転職情報メディア『ポジサラ』(https://pojisara.com/)は、全国の20代以上の男女100人を対象に「向いてる仕事に就くまでにかかった転職回数は?」をテーマとしたアンケート調査を実施致しました。
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調査概要
- 調査方法:インターネット調査(クラウドワークス)
- 調査人数:100人
- 調査主体:株式会社ACIL、ポジサラ
- 調査時期:2023年5月7日〜8日
※本アンケートを利用する際は、「ポジサラ」のURL(https://pojisara.com/)を使用ください。
調査結果サマリー
1位は転職回数「2回」で、2位の「3回」と答えた人の差は、わずか2票でした。
また0回つまり1度の就職で自分に向いている仕事に就けたと回答した人は17人で、約2割ほどとなりました。
一方で、向いてる仕事に就くまで4回以上の転職回数を経験した人は14人となり、かなりの回数の転職を経験した人も一定数いることがわかりました。
1位:転職回数「2回」
- 1社目で仕事に求めるものや得意不得意を考えて転職し、それから導かれたところで2社目にいく。1.2社目の経験を経て最終自分が何が向いてて何をしたいか考えて転職するとうまくいった。(女性30代)
- 仕事に就くまで、自分の得意分野、苦手分野をしっかり認識しておくこと。苦手なことをするのも仕事だということを忘れず、働かせてもらえるという感謝の気持ちと、ステップアップしていく為の努力を欠かさないこと。(女性40代)
- 全て満足できる仕事はない、どこで妥協するかです。どうすればこの仕事が好きになるかを考えること。私の場合はそれ2回目で判断できました。(男性50代)
- 入社してみないと分からない点が多いですが、面接官に遠慮なく聞いてみたり、場合によっては職場内を軽く見学させてもらうなどして雰囲気をつかむことは大切だと思います。(男性40代)
1位は転職回数が「2回」となりました。
1度目の転職で転職を初めて経験し自己理解が深まり、2度目の転職で向いている仕事に就けたという意見が多かったです。
面接官に遠慮なく仕事について聞いてみたり、妥協点を見つけたことで向いている仕事に出会えたという意見もありました。
2位:転職回数「3回」
- 自分の興味のあること、好きなことを理解して、やりたい方向性を見つけたらそれに見合うスキルを身につけること。また、こんな人が苦手だったという人を思い浮かべ、もし同じような人がいたらどうしたらいい関係が築けるかシミュレーションしておく。(女性30代)
- 色んな職場を体験して、職場の比較をすれば自分の力を発揮できる箇所が自ずと見えてくると思います。(女性40代)
- 飲食業も接客業も好きで働いていたが、客の入り具合によって長時間労働になることが多く、身体を壊してしまった。そこで、あまり残業のなさそうな職という視点で探し、最終的に病院給食に落ち着いた。(女性30代)
- 自分が何に向いてるか、セミナーに通ったり講習会に参加した。様々な資格を挑戦したりしました。その中で自分がやりたい仕事と向いてる仕事が異なることを発見したり、様々な経験もしました。(男性40代)
2位は転職回数「3回」でした。
30代以上の回答が目立ちました。
セミナーなどの講習会に参加したり、資格の取得などにチャレンジをして適職を見つけた人や色んな職場を経験する自己理解が深まった人など、経験値をもとに向いてる仕事を判断する意見が多い傾向にありました。
3位:転職回数「0回」
- 向いている仕事につくまでに調査下調べをすることで転職はしなくても済みます。時間をかけてじっくり調査することです。知人や人の紹介で出来るだけ多くの情報を集めることでズレは防止できます。(男性30代)
- 私は幸いなことに目指していた業界で、最初はアルバイトで入っていたのですが、それが自分に向いていると直感的に感じ、そのまま正社員として雇って頂きました。以降は同じエンタメ業界で仕事をしております。なので、最初は正社員じゃなくてもアルバイトから入る方法もありだと思いますし、若い時に色々なアルバイトや、何か興味を持ったものを趣味として始めることで、自分に向いている方向性が定まってくるかと思います。(女性40代)
- 就活中に給与や福利厚生ではなく会社がやりたいことや実現したい社会など”思い”の部分に自分が心から共感できるかが重要だと思ったからです。(男性20代)
3位は転職回数「0回」となりました。
アルバイト経由で「向いている」と直感しそのまま入社した方や、就活時にかなり入念に下調べと自己分析を行った上で入社した方は、転職せずとも向いてる仕事に就けている傾向にあります。
4位:転職回数「1回」
- 1番初めの仕事についた時に、自己分析をしっかりと行い、自分に合った仕事が何かをはっきりとさせることです。経験上学生の時に自分に合った仕事を見つけるのは不可能だと感じました。そのため、仕事をしてみて仕事とは何かがわかってから、向いている仕事を探すべきだと思います。(男性20代)
- 1回はどこかで働くことで、自分の真の進路が見えると思います。若いうちにはなんでも初めてみて自分の可能性探しをして良いくらいに思ってやると良いです。(男性30代)
- 最初の職種である程度キャリアをこなせば、見えてくると思うので、いやでも最初は3年はいた方がいい。(男性40代)
1度仕事をしてみて、自分の向き不向きを考えてから転職をしたという意見が多かったです。
5位:転職回数「4回」
- 今までは「当たって砕けろ」」で頑張りました。どこの職場も「そこそこ(4年から13年)」でしたが、今回は、ハローワークに行き「他人からのおすすめ」を素直に聞いたことで、向いてる仕事に出会いました。(女性50代)
- 似たような職種に敢えて就かない。同じ職場でも営業や事務など色々な仕事を経験する。(男性30代)
他己分析で他人からおすすめを聞いてみたり、色んな仕事を経験して向いてる仕事が見えてきたという意見がありました。
5位:転職回数「5回以上」
- とりあえずやってみる。やってみて一定期間我慢して本気で頑張る。客観的な意見を転職エージェントや友人に聞いてアドバイスを受ける。(転職回数6回/男性40代)
- 職場の雰囲気を面接の時に聞いたり、実際に職場を見せて貰ったりすることです。(転職回数7回/女性30代)
まとめ
100人のアンケート結果として、向いてる仕事に就くまでにかかった転職回数の1位は「2回」でした。
2回と3回と答えた人の割合が約半数以上を占めており、それなりの転職経験や仕事の経験を通じて、向いてる仕事に出会える人が多いようです。
現職に不満があり、転職するかどうか迷っている方は、1度転職を経験してみるのも1つの手だと言えます。