この記事のまとめ
40代が転職エージェントに断られる理由と対処法を徹底解説！
40代が転職エージェントを利用するのはホントにおすすめ？おすすめの断られないサービスはある？
キャリア関連サービスを10社以上利用し、年収250万円以上アップした筆者が実体験をもとにお話ししていきます。
40代が転職エージェントに断られる大きな原因は、“若手に比べて転職できる可能性が低いから”です。
転職エージェントは、求職者を自社で取り扱っている求人に転職させて紹介料をもらうビジネスモデル。
この記事では、おすすめの40代特化型の転職サービスを紹介しますので、あなたのベストなセカンドキャリアを見つける第一歩を踏み出せるはずです。
MEMO
40代の転職を通じたセカンドキャリアの準備をサポートしてくれるサービスがあります。
受講者それぞれの経験を活かし、人生後半のキャリアの自律をサポートする『ライフシフトラボ
』。
それぞれのニーズに合わせた4つのコースを準備する40代特化のパーソナルトレーニングです。
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キャリアブロガー
pojisara
外資Saas最大手企業の法人営業。法人1社の代表取締役。キャリア相談サービスなどの転職支援を利用して地銀→時価総額20兆円超え外資IT企業へ転職。年収200万円アップ・副業→起業した経験から、キャリアに関する発信をしています。本名は松田 皓太。情報発信のテーマは「若手サラリーマンが輝ける社会の実現」。
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レビュープロセスと評価項目
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【大前提】40代は転職エージェントに断られやすい
冒頭お話ししたとおり、40代はポテンシャル採用の対象ではないため、転職エージェントに断られやすいです。
転職エージェントは、すぐに転職できる求職者を優先度高く設定せざるを得ないビジネスモデル。
そのため、40代で一般的なキャリアを歩んできた方は、転職エージェント側からのフォローが後回しになってしまいます。
自分が登録したエージェントは、４０代となると本当に特別なスキル、経験を持ってない限り紹介は難しいみたい。やはりエージェント側もサービス業。儲かる相手、すなわち企業が金を余分に出してでも欲しがる人材を最優先にしてる印象を受けた。#退職 #転職エージェント #転職
— フォーティーリスタート (@forty_restart) May 22, 2022
#40代#転職#女性
40代ともなると経験やスキルが求められるので、正社員や転職が難しい…。
女性の場合は出産・子育てブランクがあると転職エージェントも困る様子。
女性は早く結婚して産後2ヶ月後には正社員で社会に出て、経験を積み、資格取得しスキルを上げなければ社会復帰できんのかよ！！— カズ (@minochikaz) May 16, 2021
あー、誤解があるかもしれないです。転職エージェントを使えば分かるのですが、３５歳を超えると書類審査を通過するのが難しくなるという実体験ですね。IT業界に限らず、どの業界でも同じ傾向かとポテンシャルの余地があるのは２０代まで、３０代は即戦力、４０代は管理職じゃないと難しい感じかなと。
— fnya (@fnya) May 4, 2019
「お断りが多いけど、自分だけ市場価値が低いのだろうか…。」と思われている方は、年代が大きく影響していることを念頭に入れておきましょう。
その裏付けとして、一般労働者の転職入職率をみると、20代・30代と比較して、40代・50代の転職・入職率は低くなっていることがわかっています。
画像引用：厚生労働省
40代で転職エージェントに断られたリアルな声を独自調査
弊サイトのインターネット上のアンケートにて、実際に40代で転職エージェントに断られた方々のリアルな声を調査しました。
| 調査目的 | 40代で転職エージェントに断られた体験談の調査 |
| 調査方法 | インターネット調査 |
| 調査対象 | 40代で転職エージェントに断られた経験のある男女 |
| 調査実施期間 | 2023年2月4日 |
| 調査人数 | 8人 |
| 調査媒体 | クラウドワークス |
40代 男性 建築業、施工管理
断られた転職エージェント：JACリクルートメント
条件は特に厳しく伝えていたつもりはなかったですが、先ず40代といった年齢で自身が希望としていた職種の求人が少なかったです。そして、担当の方とも何度か相談をしましたが、希望とする条件をある程度緩くしない限りは募集されている企業側からも断られ続けるだけだと言われましたし、そうなってしまうとエージェントとしても全く成果にはならないので、結果的に断られる形になりました。
40代 男性 鉄道業界 駅員
断られた転職エージェント：リクルートエージェント
将来性に不安もあり、転職出来ればと思いエージェントに登録しましたが、登録後に電話や面談などを行いました。その後に何の連絡もなく、こちらから連絡すると年齢と鉄道業界て長年働いた経緯もあり他業種への転職は難しいと言われ、今回は難しいと言われ簡単に言うと打ち切りのようなことを言われました。その後はこちらから特にアクションを起こしておらず、もちろんリクルートエージェントからは何の連絡もありません。
40代 男性 保険営業
断られた転職エージェント：パソナキャリア
年齢的に即戦力でないといけない。その年齢から指導して育てる時間が惜しいということでした。自分はその方面での経験がなかったので断られました。経歴不問だったのに、経歴を激しく問われる内容だったのは謎です。
40代 男性 施工管理技術者
断られた転職エージェント：リクルートエージェント
面接を受ける際に、30代の施工管理技術者を探していると断られました。まだ40歳になったばっかりだったので、そんなに差はないはずだけどと思いましたし面接を受ける前に言って欲しかったですi。
40代 男性 化学系、研究員
断られた転職エージェント：ビズリーチ
自分の研究テーマがかなりニッチなものだったため、紹介できないと言われ諦めました。
40代 男性 不動産、営業
断られた転職エージェント：レイノス
突然会社に電話があり、ヘッドハンティングで私を目がけてのアクションとの話をされた。後日のウェブ面談で、実際にある企業からの要望ではあるが指名では無かった。また別件を紹介すると言われたがその後一切連絡はない。
40代 男性 エンジニア開発
断られた転職エージェント：レバテックキャリア
エンジニアとしての経歴があまり長くなかったので断られました。
40代 男性 アパレル、デザイン
断られた転職エージェント：アデコ株式会社 キャリアチェンジ事業
市場価値を計りたく登録し、面談したが業界が難しいと言われまた。
40代が転職エージェントに断られる3つの理由
40代が転職エージェントに断られる3つの理由は、以下の通りです。
- ポテンシャル採用ではなく即戦略採用のため難易度が高い
- 求人の希望条件が自身の職歴・スキルとマッチしていない
- エージェント側の40代向け保有求人が少ない
ポテンシャル採用ではなく即戦略採用のため難易度が高い
40代は、即戦略採用が基本です。
人間性などの人物像に限らず、空いているポストの実務経験やスキルを持ち合わせている人材を採用するケースが大半です。
よって、転職難易度は年齢を重ねるほど高くなり、転職支援サービス側のサポート力もかなり重要になります。
一方で、転職エージェントはすぐに採用される人材を積極的にフォローするので、転職難易度の高い40代の求職者は“後回しにされてしまいやすい”というジレンマが起きやすいのです。
求人の希望条件が自身の職歴・スキルとマッチしていない
40代は、ある程度現職でキャリア形成できているので、管理職を筆頭に高い給料をもらっている場合が多いです。
そのため、求人条件を現職と同様の好条件に設定するため、転職エージェントから「そんなに良い条件の求人はなかなかないですよ…。」と言われてしまうことがあります。
求人条件と相談者のスペックのミスマッチは、年代限らずよく起こる事象。
とはいえ、とくに40代は乖離の幅が大きい印象です。
エージェント側の40代向け保有求人が少ない
40代歓迎の求人数は少ないです。
背景としては、先ほどお話ししたように、求人側は40代にポテンシャルを見込めないので、積極的に採用する年代ではないからです。
採用できる求人の母数が少なくなれば、転職難易度が高くなることは自然の道理。
そのため、転職エージェントから「〇〇さんに紹介できそうな求人がなく…。」という断り文句を受けることになりやすいです。
希少性のある人材になるか、もしくは戦略的な転職活動を進める必要があります。
40代に転職エージェントはおすすめしない理由
40代に転職エージェントはおすすめしない理由は以下の2つです。
- あなたの成功ではなく転職させることがゴールになり得る
- 人生後半のキャリアの可能性が狭まる
あなたの成功ではなく転職させることがゴールになり得る
転職エージェントは、求職者ではなく求人重視の転職サポートです。
よって、あなたに合っていない会社であっても転職エージェントから紹介されることはよくある話。
使えない転職エージェントの特徴4つ
・決まりやすい求人ばかり紹介してくる
・求人をゴリ押ししてくる
・日程調整を急かしてくる
・回答期限を仕切ってくる自戒の意も込めて。。。
— ぶっちゃけキャリアおばちゃん＠アクシス株式会社 (@suberanai_axxis) November 12, 2018
そのため、ミスマッチの求人を紹介され、そのまま入社するケースも多いです。
求職者の成功ではなく、自社で取り扱いのある求人から転職させることだけが目的の転職エージェントとは付き合うべきではありません。
転職エージェントが自社求人から紹介料をもらうビジネスモデルである限り、求人重視のサポートからは脱することは難しいと言えます。
人生後半のキャリアの可能性が狭まる
転職エージェントは、求人重視のサポートとなるため、どのようにキャリアアップするか、などのキャリアプランの作成には一切タッチしないケースが多いです。
そのため、キャリアプランに沿った戦略的な転職サポートを行なってくれないことが大半。
よって、定年後を見据えたキャリア設計や独立も選択肢に入れられる業務内容などを考慮せず、求人紹介をされる点が転職エージェントのデメリットです。
悲報
転職エージェントが俺の再就職支援を
諦めた模様まったく何の連絡もなくなり、適当な求人ばかり送ってくる。
今日来た求人は、一部上場企業の重役運転手。ほう。
社労士としての俺の10年をついに無視してきたか。— 影(元人事課長)@長い冬休み (@ShadowSR1976) November 12, 2019
40代特化型のおすすめ転職支援サービス
転職の“セカンドオピニオン”的な立ち位置で、あなたの自己分析から適職を見出したり、将来のキャリアプランの設計をサポートしてくれたりする“有料のキャリア相談サービス”があります。
従来の転職エージェントは、求人側からお金をもらう流れでしたが、有料キャリア相談サービスは、求職者からお金をもらうことで本質的な転職支援が受けられます。
加えて、転職エージェントを使うと、エージェントの取扱求人しか応募できなかったものの、キャリア相談サービスは実質どの求人も応募可能です。
| サービス名 | 有料転職相談サービス | 転職サイト | 転職エージェント |
|---|---|---|---|
| 利用料金 | 有料 （利用者からお金をもらう） |
無料 （求人からお金をもらう） |
無料 （求人からお金をもらう） |
| 自己分析の支援 | 〇 自己分析からスタート |
× アドバイスなし |
△ 求人紹介がメイン |
| キャリアプランの作成 | 〇 コーチと二人三脚 |
× アドバイスなし |
△ 求人紹介がメイン |
| 求人紹介 | × 他社求人が存在しないため 実質全ての求人に応募可能 |
△ 自社求人のみを紹介 |
△ 自社求人のみを紹介 |
| アドバイザーの質 | 〇 プロのコーチ |
× アドバイザー不在 |
△ 当たり外れが大きい |
そんなキャリア相談サービスの中で唯一40代に特化したサービスが『ライフシフトラボ』です
ライフシフトラボの特徴
- 40代以上に特化した業界唯一のキャリア相談サービスで実績数豊富
- 転職だけでなく副業や資格など、幅広いコースの選択肢がある
- 定年後のキャリアを見据えた“自律”を目的にコーチングを受けられる
ライフシフトラボは、転職エージェントに断られる40代〜50代を中心に、転職から独立支援まで幅広くサポートを受けられるキャリア相談サービスです。
大きな特徴は、コースの種類が幅広く転職以外にも複業や資格など、それぞれのニーズに合ったサポートを受けられます。
48歳 大手飲料メーカー管理職→DXコンサルタントの複業開始
スモールビジネス向けのDXコンサルタントとして複業を始められるなんて想像もしていなかったので、間違いなく一人ではなし得なかった領域に来ることができました。本当にお世話になりました。受講前は、自分が積んできた経験をそのまま他の会社に活かすことにこだわっていたように思います。しかし「大企業での複業人材の受け入れは進んでおらず、複業の顧客は中小企業が基本であること」「大企業での経験を、前提が異なる中小企業にそのまま活かすのは難しく、チューニングが必要であること」をキャリアコーチに指摘いただき、確かにそのとおりだと考えを改めました。自分一人ではそこの認識を変えられず、きっといつまでたっても複業を始められなかったでしょう。
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関連記事：ライフシフトラボの評判は？実際に受けてわかった口コミを徹底解説！
40代向けのキャリア相談サービスを詳しく知りたい方は【40代向け】キャリアコーチング・キャリア相談のベスト3！5社以上利用した筆者が徹底解説！を合わせてご覧ください。
40代が転職エージェントに断られることに関するよくある質問
ここからは40代が転職エージェントに断られるよくある質問についてまとめていきます。
転職したいけどスキルがない40代はどうしたらいい？
あなたのポータブルスキルをまずは洗い出しましょう。
ポータブルスキルとは、転職で会社や業種、そして職種が変わっても、さまざまな場面で活かせるスキルのことです。
ポータブルスキルを認識した上で転職活動に臨めば、自分のアピールポイントが明確になります。
自分が持っているポータブルスキルがどんな職種で活かせるか知りたい方は、以下のページから参照ください。
転職エージェントで40代おすすめは？
40代向けの転職エージェントでおすすめなのは、dodaやリクルートエージェントなどの大手エージェントです。
40代向けの求人の母数は少ないため、大手転職エージェントを利用して紹介してもらえる求人の幅を広げましょう。
一方で、転職エージェントにとって40代の求職者のサポート優先度が低い点には注意が必要です。
40代で本質的な転職支援を受けたいなら、以下の記事を参考にしてください。
≫【40代向け】キャリアコーチング・キャリア相談のベスト3！5社以上利用した筆者が徹底解説！
40代転職に自信がない人はどうしたらいい？
まずは自己分析からスタートすることです。
自己分析をしっかり行うことができれば、自分の強みや弱みを理解することができ、面接の受け答えや職務経歴書での自己PRに深みが生まれます。
原体験ベースで自分のアピールが可能となるので、まずは自己分析を行うことが先決です。
もしご自分で自己分析する自信がなければ、『ライフシフトラボ』などで自己分析をプロにサポートしてもらいましょう。
まとめ：40代が転職エージェントに断られる3つの理由を徹底解説！
今回は40代が転職エージェントに断られる3つの理由についてお話ししました。
40代はまだ人生の折り返し地点にも立っていない年代。
まだまだこれからな反面、転職エージェントからのサポートの優先度が下がってしまう点に自信をなくしてしまう方は多いはずです。
「あなただけではない」ということを念頭に、ぜひ本質的な転職支援サポートを受けながら、理想のキャリアを目指してください。
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今回は以上となります。
