この記事のまとめ
転職エージェントにせっかく登録したのに放置プレイで連絡がこない。もしくは、自ら放置してしまうことも。
放置される3つの理由とは?なぜ自ら放置してはいけないのか?
転職エージェントに10社以上利用した経験のある筆者が、対処法を徹底解説します!
“書類添削から面接対策まで徹底サポート”が売りの転職エージェント。
しかし、いざ登録してみると放置プレイで連絡がこないことがあります。
その真相は、担当者があなたをサポートする優先順位を低くしているからです。
現に僕は、キャリアアドバイザーに転職に対する本気度がうまく伝わっておらず、放置プレイを受けてしまったことが何度かあります。
この記事を読めば、転職エージェントをうまく利用でき、転職成功までの道のりがグッと楽になりますよ。
MEMO
転職エージェントに相談するのはやめてください。
実は転職を前提として話が進まず、自己分析からスタートし自分に合った仕事をプロと一緒に考えられるサービスがあります。
キャリスピなど、優秀なトレーナーのキャリア相談サービスを利用して、自分に合ったホワイト企業を見つけましょう。
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転職エージェントから放置され連絡こない3つの理由
転職エージェントから放置され、連絡がこない理由は、以下の3つです。
- 転職意欲が低いと思われている
- 報連相ができていない
- 高圧的な態度で接している
転職意欲が低いと思われている
転職エージェントの利益は、求職者の転職が決定すると支払われる手数料。
つまり、転職が決まらなければ、転職エージェントの利益はゼロになり、仕事になりません。
転職エージェントからすると、転職意欲の低い求職者は、“売上につながりにくい顧客”。
転職エージェントの連絡を返さなかったり、求人を紹介されてもレスポンスが遅かったりすると、転職意欲が低いと判断されてしまいます。
転職意欲が高い求職者は、転職するまでのサポートの期間が短く、労力もそれほどかかりません。
転職意欲がある顧客ほど、サポートする優先順位は高くなり、転職意欲が低いと判断された顧客は、音沙汰なし‥となってしまうのです。
報連相ができていない
僕たちが転職エージェントを評価しているように、転職エージェント側も求職者を評価しています。
社会人の基本である報連相ができていない求職者は、転職エージェントからの評価が低くなります。
担当者からすれば、自信をもって求人に紹介できなくなり、サポートの優先順位を落とされてしまうのです。
ここで言う転職エージェントへの報連相は以下のとおり。
- 【報告】面接のフィードバック、他社エージェントの転職活動の状況
- 【連絡】メールの返信や電話の折り返し
- 【相談】書類添削や面接対策、業界動向の情報交換 など
意外とめんどうな報連相。とはいえ、優良企業に就職するためには、グッとこらえましょう。
転職エージェントの評価は、企業へ筒抜けです。実は、企業との面接前から、あなたへの採用評価は始まっているのです。
高圧的な態度で接している
「転職エージェントだからサポートして当たり前だろ!」という態度で接していませんか?
転職エージェントも人間。「積極的に紹介してあげたい!」と思う顧客もいれば、「コイツには紹介したくないな‥。」と思う顧客はいます。
言わずもがな、高圧的な態度の人は、サポートが後回しになります。
先ほどもお話ししたように、転職エージェントの評価は企業に筒抜け。転職エージェントの担当者は企業の採用担当と思い、誠意をもって対応しましょう。
転職エージェントを自ら放置するのは「自滅」
転職エージェントを自ら放置するのは、自滅と同じ。その理由は以下のとおりです。
- サポートの優先順位がガタ落ちする
- サポートを受けられなくなる可能性も
サポートの優先順位がガタ落ちする
放置している人に対するサポートは、必然的に後になります。担当者は他の顧客を優先的にサポートするでしょう。
担当者の連絡を無視したり、面談を無断でキャンセルして放置すると、信頼は地の底に落ちます。
担当者を変えてもらう方法もありますが、無視や無断キャンセルが記録として残されてしまっていると、断られる可能性もあります。
まずは、担当者に直接連絡してみて、サポートを受けたい意思を伝えてみましょう。
サポートを受けられなくなる可能性も
転職エージェントに登録すると、後日、転職の考え方や希望条件などの詳しい打ち合わせを行うため、面談のスケジュールを決めます。
7日以内に電話やメールで連絡がくるのが一般的です。
その連絡を無視してしまったり、折り返すのを忘れて放置してしまうと、サービス自体を受けられなくなる可能性もあります。
放置していた転職エージェントを利用して面談したい方は、こちらから問い合わせて、返事ができなかった理由を真摯に説明しましょう。
放置していた転職エージェントではなく、他社の転職エージェントを利用してみるのも1つの手です。
転職エージェント同士で放置していた記録が共有されることはないので、他社であれば1から新しくサポートを受けられます。
他社の転職エージェントを登録してみたい方は、下記の記事を合わせてご覧ください。
-
【もう迷わない】おすすめ転職サイト・転職エージェントをランキング形式で解説
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関連記事:【もう迷わない】おすすめ転職サイト・転職エージェントをランキング形式で解説
転職エージェントから放置され連絡がこない時の5つの対処法
転職エージェントから放置され、連絡が来なくなってしまった時の対処法をご説明します。
- 転職意欲を見せる
- 優先順位をつけて希望を出す
- 1人の求職者として接してもらう
- 複数の転職エージェントに登録し“リスクヘッジ”
- 他社では“選考が進んでいない”ことをアピール
転職意欲を見せる
担当のキャリアアドバイザーには、「今すぐにでも転職したい!」という強い意思を伝えましょう。
特に初回面談では、転職したい時期を必ず聞かれます。そういったタイミングで、転職意欲をアピールしまくるのです。
担当者からすれば、転職意欲が強く、短い期間で転職してくれる求職者がもっとも“手のかからない”顧客です。
希望する求人をしっかり伝えられていれば、優先的に紹介してくれます。
優先順位をつけて希望を出す
「あれもこれも…全部叶えられる求人がいい!」と伝えてしまうと、担当者も困るでしょう。
どの条件が1番大事なんだろう…と悩まれ、結果的に求人を紹介されなくなります。
例えば…
「年収は今より10万円でもアップできれば、希望エリアが少し遠のいても問題ありません。」
「残業時間が10時間~20時間で完全週休2日制であれば、年収は下がっても大丈夫です。」
このような希望だと、最低限守るべき条件が担当者に伝わりやすいです。
1人の求職者として接してもらう
大手の転職エージェントは、1人のキャリアアドバイザーが受け持つ求職者は多くなります。
ここで大事なのは、マンツーマンな対応をしてもらえるように“こまめな連絡”をとり合うこと。
在職中に転職活動をスタートすると、どうしてもメールでのやり取りに頼ってしまいます。
しかし、メールではなく、電話やオンライン面談をこまめに行うことで、密なコミュニケーションをとることを意識するのです。
そうすれば、キャリアアドバイザーは、良い求人が出た時に、パッと自分のことが思い浮かび、優先的に優良求人を紹介してもらえるようになります。
複数の転職エージェントに登録し“リスクヘッジ”
複数の転職エージェントに登録すると、下記のようなリスクを回避できます。
- 合わないキャリアアドバイザーが担当になって、替えが効かないリスク
- 1社では自分に紹介できる求人が少なすぎるリスク
- 業界情報など、転職に関わる情報が偏るリスク
転職エージェントに複数登録するのは、もはや主流のやり方。
リクナビNEXTのデータによると、転職成功者は平均「4.2社」の転職サービスを利用しています。賢い転職者は、リスクヘッジをしつつ、内定をゲットしているのです。
おすすめ転職エージェントの比較表
おすすめ度 | 求人数 | 提案力 | サポート | 得意業界 | 特徴 | |
---|---|---|---|---|---|---|
リクルートエージェント | 営業・IT | ・国内最大手 ・転職実績No.1 |
||||
doda | IT | ・利用者満足度90%超 ・セミナーやイベントが充実 |
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パソナキャリア | 幅広い | ・サポートの質が高く、転職初心者に好評。 ・ハイキャリアにも対応。 |
||||
マイナビエージェント | 金融・IT | ・中小企業が多い。 ・マイナジョブズも手掛けており、20代の満足度が高い。 |
上記4社は、鉄板転職エージェントです。興味がある転職エージェントだけ、公式サイトを覗いてみるのもアリですよ。
他社では“選考が進んでいない”ことをアピール
本気で転職活動をしている人は、複数の転職エージェントに登録をしています。
とはいえ、選考が進んでいることを伝えてしまうと逆効果。なぜなら、他社で内定が決まり、転職が決定すると、担当者の売上にならないからです。
伝え方としては、「応募は終わっているけど、選考の段階までは進んでいない」と伝えるのがベスト。
さらに、担当者の期待度を上げるために、「他社の転職エージェントはあまり使い心地が良くなかった。」などと言ってみれば、モチベーションは上がるはずです。
嘘はダメですが、自分の転職成功のために“盛る”ことは大切です。他社より期待していることをうまくアピールしましょう。
転職エージェントと併用すべき転職サービス
自分に合った会社に転職したいなら、キャリコーチングがおすすめです。
キャリアコーチングは、転職エージェントとは異なり、求人重視ではなく、相談者重視の本質的な転職支援が強みです。
プロコーチによる自己分析や適職診断のサポートを受けられるため、自分に合った転職先を見つけることができます。
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キャリドラの特徴
- 稼ぐ力を強みとする転職ノウハウを有する
- 適性や適職を見つける自己分析において受講者の評価が高い
- 経営者や人材領域のプロフェッショナルからコーチングを受けられる
関連記事:キャリドラの評判は?やばい口コミ・怪しい噂を実際に利用した筆者が徹底解説!
マジキャリの特徴
- 年間3,000名の転職支援をもとに業界No.1の転職ノウハウを有する
- 戦略とロジックを組み合わせた独自のカリキュラム&全額返金保証付き
- 転職のセカンドオピニオンとしてプロからアドバイスをもらえる
ライフシフトラボの特徴
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- 転職だけでなく副業や資格など、幅広いコースの選択肢がある
- 定年後のキャリアを見据えた“自律”を目的にコーチングを受けられる
関連記事:ライフシフトラボの評判は?実際に受けてわかった口コミを徹底解説!
まとめ:転職エージェントで放置され、連絡こない時の対処法を徹底解説!
今回は、転職エージェントで放置された時の対処法を解説しました。
- 転職エージェントに放置されたら自分の優先順位が落ちたことを疑う
- 優先順位を高めるためには、転職意欲のアピールとこまめな連絡が必須
- 転職エージェントのリスクヘッジは、複数社に登録すること
本気で転職したい人でも、キャリアアドバイザーに本気度がうまく伝わっておらず、放置プレイを受けてしまうことはよくあります。
僕も同じような経験をしましたが、試行錯誤をして、本記事の対処法にたどり着きました。
ぜひ、今回の情報を転職活動にお役立てください。
MEMO
転職エージェントに相談するのはやめてください。
実は転職を前提として話が進まず、自己分析からスタートし自分に合った仕事をプロと一緒に考えられるサービスがあります。
キャリスピなど、優秀なトレーナーのキャリア相談サービスを利用して、自分に合ったホワイト企業を見つけましょう。
今回は以上となります。