この記事のまとめ
得意なことの見つけ方を徹底解説!
どうやったら得意を見つけられるの?得意探しに役立つツールは?
筆者が得意を見つけた方法もふまえてくわしく解説します!
「得意なことを聞かれても答えられないな…。」
苦手なことはすぐ答えられても、得意なことだと考えてしまう人は多いはずです。
結論、得意なことを見つけるには自己分析が必要です。
過去の自分を振り返れば、人には負けないポイントが明らかになります。
ですが、ただ昔を思い出すだけでは得意なことを見つけられません。
この記事を読めば、自分の強みを一発で見つけられるようになります。
MEMO
得意なことを知るためには、プロに自己分析をサポートしてもらうのが1番です。
1人で自己分析を頑張ろうとしても、“自分の解釈の中”でしか過去を振り返ることができません。
キャリスピのような優秀なトレーナーのコーチングを受けて、得意なことを見つけてもらいましょう。
Webライター
まるこ
Maruko
大学卒業後、ヨガインストラクターとして従事。その後人材紹介会社でスカウトメール送信やキャリアカウンセラーなどを担当。ヨガスタジオ運営を1年行ったあと、引っ越しを機にWebライターとして活動。
タップできるもくじ
得意なことの見つけ方
得意なことの見つけ方は、以下のとおりです。
- 周りの人に自分の強みと良さを聞く
- 褒められた経験を振り返る
- やってて楽しかった作業を思い出す
- 夢中になった出来事・作業を振り返る
- 苦手なことからヒントを得る
- 新しいことにチャレンジする
- 自己分析ツールを使用する
- キャリア相談サービスを利用する
周りの人に自分の強みと良さを聞く
得意なことを見つけたい時は、周りの人に自分の強みと良さを聞きましょう。
一人では気付かなかった魅力を、発見できる可能性があるからです。
得意だと思っていない作業も、周りから見たら「優れている」と評価される場合があります。
強みと良さを聞く相手は、以下がおすすめです。
- 職場で関わる人
- 友人
- 家族
今後仕事で得意分野を活かしたいなら、職場の人に強みと良さを聞くのをおすすめします。
一緒に働いている人が教えてくれた強みなら、今後仕事で活かせる可能性が高いです。
職場の人に聞くのが難しい場合は、自分をよく知る友人や家族でもOK。
自分からの視点と周りから見た視点を照らし合わせながら、得意なことを把握しましょう。
褒められた経験を振り返る
得意なことを見つけたい人は、今まで褒められた経験を振り返りましょう。
「良い」と言われた経験こそ、周りから評価されているポイントです。
自分にとっては当たり前な行動でも、他の人には真似できない行動をしている場合があります。
また、褒められた経験を振り返る時は「なぜ褒められたのか」も一緒に思い出しましょう。
理由がわかれば、他の経験に活かせる可能性が高いからです。
例えば、ピアノを弾くことが得意だとします。
一般企業の面接で「ピアノが得意」と伝えても、音楽に関係のない会社は何も響かないはずです。
しかし「粘り強く練習したからピアノが上手になった」と企業に伝えれば『努力ができる人』と認識されて、選考通過につながる可能性があります。
褒められた理由が思い浮かばない時は「なぜ褒められるレベルになったのか」と自分に問いかけてみましょう。
やってて楽しかった作業を思い出す
やってて楽しかった作業や経験を思い出すと、得意なことが見つかりやすいです。
『得意』を辞書で調べると、以下のように書かれていました。
最も手なれていて自信があり、じょうずであること。
引用:goo辞書
上手になるためには、練習が必要です。
楽しみながら行える作業は、練習が苦にならないので他の作業とくらべて上達スピードが早い傾向にあります。
何が楽しかったのかを言葉として伝えられたら、得意なこととしてアピールできる可能性が高いです。
夢中になった出来事・作業を振り返る
得意なことを見つけたいなら、夢中になった出来事や作業を振り返りましょう。
時間を忘れて没頭できる作業は、ストレスを感じないからです。
嫌な気持ちにならないからこそ、自然とスキルを高められます。
夢中になった出来事や作業を振り返る時は、以下も一緒に思い出しましょう。
- なぜ夢中になったか
- 何の作業をひたすら行ったか
- 作業をして何を得られたか
仕事や趣味で夢中になれる作業を行えたら、すぐ上達する可能性が高いです。
無意識で行える作業の中から、得意なことを見つけましょう。
苦手なことからヒントを得る
得意なことを見つけるには、苦手なことを思い浮かべましょう。
人によっては得意なことよりも苦手なことの方が、早く答えられる可能性があります。
苦手なことを考えたら、できない理由を考えてポジティブな言葉に言い換えてみましょう。
以下を参考にしてみてください。
例1
苦手な点 | 早く決断できない |
できない理由 | あらゆるリスクを考えてしまう |
ポジティブな言葉 | 行動する前にリスクを考えられる |
例2
苦手な点 | 上手に話せない |
できない理由 | わかりやすく話そうと思うと言葉にできない |
ポジティブな言葉 | 相手ためにわかりやすく話そうと思いやれる |
得意と苦手は表裏一体なので、できない理由を考えれば得意なことが隠されているはずです。
マイナスな面を深掘りして、ポジティブな面を探してみましょう。
新しいことにチャレンジする
得意なことを考えても思い浮かばない場合は、新しいことにチャレンジしてみましょう。
やってみてはじめて気付くことが多いからです。
挑戦した時は得意なことだけでなく、苦手なことがわかる場合もあります。
新たな一面と出会えるチャンスなので、興味のあることや今まで関わってこなかったことに挑戦してみましょう。
自己分析ツールを使用する
自己分析ツールを使用すれば、簡単に得意なことがわかります。
質問に答えるだけなので、過去を振り返るのが苦手な人にぴったりです。
ただし簡単にできる分、納得のいかない結果になる場合も。
それでも無料かつ短時間で自己分析ができるので、やってみる価値は十分にあります。
もし診断結果に納得ができなかった場合は、複数のツールを使うのも一つの手です。
自分の好きなようにツールを活用しながら、新たな一面を発見していきましょう。
キャリア相談サービスを利用する
得意なことを見つけたい人は、キャリア相談サービスがおすすめです。
キャリアアドバイザーのもとで過去を振り返りながら自己分析ができるので、腑に落ちる結果が得られます。
一人で自己分析をしてもいまいちピンとこなかった人や、短時間で的確に自己理解を深めたい人にぴったりです。
自己分析以外にもキャリアの棚卸しや企業分析、面接対策を一緒に行ってくれる点も魅力的。
ただし、継続してサービスを利用する場合は料金が発生します。
お金をかけたくない人は初回無料体験だけでも、価値のある相談が可能です。
得意なことを仕事に活かしたい人は、ぜひ活用してみてください。
自分が得意なことの例
筆者が実際に得意なことを見つけた時の話を紹介します。
- 褒められた経験から得意を見つけた例
- 夢中になった作業から得意を見つけた例
褒められた経験から得意を見つけた例
筆者はよく「丁寧」と褒められる傾向にあります。
以下のような場面で、褒めていただけました。
- 仕事でお客様に説明をしていると「教え方が丁寧」と言われた
- 書類を提出した時に「丁寧に書いている」と言われた
一方で、以下のように丁寧すぎて注意を受けた場面もあります。
- ゲームの進みが遅くて「丁寧すぎる」と注意を受けた
- 早く作業ができなくて「もっとおおざっぱでいい」と言われた
仕事でも日常生活でも同じように褒められる機会が多かったので、自然と私は丁寧な作業が得意だと気付きました。
ですが、正直丁寧にしようと思って行動していたわけではありません。
さまざまな経験で人と関わったからこそ、丁寧な性格に気付けたと実感しています。
夢中になった作業から得意を見つけた例
筆者は転職をきっかけに、単純作業が得意だと気付きました。
1社目の仕事はヨガインストラクターをしていたので、単純作業よりも接客が多かったです。
その後転職してデスクワークになり、ひたすらメールを作って送信する日々を送っていました。
私にとっては夢中になれる作業でしたが「ずっと続けるのは厳しい」と話している人もちらほら。
周りの話を聞いてはじめて、私は単純作業が得意だと気付きました。
転職をしなければ得意だと気付けなかったので、新しいことにチャレンジしてよかったです。
得意なことを診断できるツール
サービス名 | ASSIGN | ミイダス | 適職診断NAVI | ジブン分析 |
---|---|---|---|---|
登録の有無 | 要 | 要 | 不要 | 要 |
利用料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
特徴 | AIが3分で強みや特性を分析 | 行動特性や思考のクセを診断可能 | 自分の特徴を簡単に診断 | 得意な仕事内容を可視化 |
公式サイト | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
ASSIGN
引用:ASSIGN
登録の有無 | 要 |
利用料 | 無料 |
総合評価 | (5.0) |
ASSIGNは、たった3分で自分の強みや特徴がわかるツールです。
必要事項を入力するだけで、AIが細かく診断してくれます。
強みと弱みは、以下8種類の中から分析可能です。
- 独立性
- 活発性
- 学習欲
- 仕事重視
- 有形思考(形あるものを重視する考え)
- 共感性
- 論理思考
- 多趣味度
強みの生かし方も記載されているので、今後の仕事選びに役立ちます。
またASSIGNの魅力的なポイントは、多機能なところ。
自己分析以外にも適職診断や、スカウト機能がついています。
特に適職診断では自分にぴったりな業界と職種がランキング形式で表示されるので、やりたい仕事がわからない時に便利です。
向いてる仕事を見つけたい人は、ASSIGNを利用しましょう。
ASSIGNを利用した人の口コミ
3分診断が楽しい!けっこう当たってます。
引用:Google Play
\AIが3分で強みや特性を分析/
※あなたに合った『業界×職種』がわかる!
ミイダス
引用:ミイダス
登録の有無 | 要 |
利用料 | 無料 |
総合評価 | (4.5) |
ミイダスは、さまざまな視点から自分を理解できるツールです。
以下3種類の診断機能とスカウト機能が、アプリに搭載されています。
- コンピテンシー診断(ストレス耐性や強みがわかる)
- バイアス認知ゲーム(思考のクセがわかる)
- 市場価値診断(類似ユーザーの年収実績がわかる)
なかでもバイアス認知ゲームでは、22種類の心理傾向から思考のクセを分析。
「周りに流されやすい」や「悩んだらいつもと同じのを選んでしまう」など、無意識で行っている思考の原因が明らかになります。
気をつけるべきポイントも記載されているので、今後の参考になるはずです。
診断結果をもとに、企業からスカウトが届くのも魅力的。
なかには面接確約のスカウトもあるので、転職を検討している人は登録をおすすめします。
3つの診断をすべて行って、いろんな視点から自己分析しましょう。
ミイダスを利用した人の口コミ
かなり詳細な結果が見られるので、方向性など悩んでいる自分にとってとても助かるものでした。
引用:Google Play
\約5分で登録できる/
※考え方のクセがわかる!
適職診断NAVI
引用:適職診断NAVI
登録の有無 | 不要 |
利用料 | 無料 |
総合評価 | (4.5) |
適職診断NAVIは、会員登録なしでできる診断ツールです。
35問の質問から、以下の内容がわかります。
- パーソナリティ(変わることのない性格や気質)
- キャリア志向性(働くうえで大切にしている価値観)
- 思考スタイル(得意な思考)
すべて解説だけでなく、一目でわかるように表示されています。
なかでも思考スタイルでは、以下4つの中で何の思考が得意かを診断可能です。
- 論理・分析的思考
- 直観・創造的思考
- 慣習・現実的思考
- 感覚・感性的思考
苦手な思考もわかるので、何を避けるべきかがはっきりします。
その他の診断結果でも得意な点と苦手な点が書いてあるので、多面的に自分を理解できるはずです。
手軽に自己分析がしたい人は、適職診断NAVIを活用しましょう。
適職診断NAVIを利用した人の口コミ
あらやだ❗なんか当たってる。痛いとこ突かれてるわね。メンタルコントロールがんばります。
引用:Twitter
\向いてる仕事も一目でわかる/
※会員登録はいりません
ジブン分析
引用:ジブン分析
登録の有無 | 要 |
利用料 | 無料 |
総合評価 | (4.5) |
ジブン分析は、仕事を選ぶ基準や得意・苦手な業務がわかるツールです。
15分のテストを行うだけで、以下がわかります。
- 仕事の価値観(職業を選ぶ時の判断基準)
- 人物タイプ(5つのタイプに分類)
- 得意・苦手な職務
得意・苦手な職務では「正確かつ着実に進める仕事」のような特徴がいくつか書かれています。
星の多さで得意かどうかがわかるので、すぐ理解しやすいです。
また人物タイプでは仕事での役割や考え方が書いてあるので、働いた時の自分をイメージできます。
転職活動で活かせる自己分析がしたい人は、ジブン分析がおすすめです。
ジブン分析を利用した人の口コミ
AMBIさんの自己分析をやってみたんですが結構合ってる。
引用:Twitter
\得意・苦手業務がわかる/
※1987年より開発された適性検査の応用版
得意なことの見つけ方に関するよくある質問
得意なことの見つけ方に関するよくある質問は、以下のとおりです。
- 得意な業務の書き方はどうしたらいい?
- 得意なことがない高校生はどうしたらいい?
- 得意なことがない中学生はどうしたらいい?
得意な業務の書き方はどうしたらいい?
得意な業務を書く時は、実務で活かせるポイントを書くようにしましょう。
関係のない得意業務ばかりだと、企業側は見てもピンとこない可能性が高いです。
企業にとって魅力的と感じてもらうには「〇〇の作業が得意なので、〇〇の業務に活かせます」と書くのをおすすめします。
得意なことがない高校生はどうしたらいい?
得意なことがない高校生は、家族や友人に「得意なことがわからない」と相談してみましょう。
客観的な視点から、あなたの強みを教えてくれる場合があります。
また、働くなかで得意なことが見つかる場合も多いです。
さまざまな体験をしながら、自己理解を深めていきましょう。
得意なことがない中学生はどうしたらいい?
得意なことがない中学生は、新しいことにチャレンジしてみましょう。
たくさん経験すれば褒められたり、注意されたりする機会が増えるので、得意・不得意がはっきりわかります。
いろんな人と交流を深めながら、自分は何が得意かを見つけましょう。
まとめ:得意なことの見つけ方を得意なことがない人に向けて徹底解説!
今回は得意なことの見つけ方を解説しました。
得意なことを見つけられない方は、以下を参考にしてみてください。
- 周りの人に自分の強みと良さを聞く
- 褒められた経験を振り返る
- やってて楽しかった作業を思い出す
- 夢中になった出来事・作業を振り返る
- 苦手なことからヒントを得る
- 新しいことにチャレンジする
- 自己分析ツールを使用する
- キャリア相談サービスを利用する
過去の記憶をさかのぼると、得意なことを見つけやすいです。
しかし考えても得意なことが思い浮かばない場合は、新たな経験を増やすと向いてる作業と出会える可能性があります。
また周りの人やキャリアカウンセラーに聞いてみると、一人ではたどりつけなかった視点から得意を見つけられる場合も。
ツールなどもうまく活用しながら得意を見つけて、仕事や趣味で活躍しましょう。