株式会社ACILが運営するキャリア・転職情報メディア『ポジサラ』(https://pojisara.com/)は、キャリアコーチングを利用した男女を対象に「キャリアコーチングを受けたきっかけ・動機は?」とアンケート調査を実施致しました。
調査方法:インターネット調査
調査人数:79名(10代:1名、20代:23名、30代:36名、40代:12名、50代:7名)
調査主体:株式会社ACIL、ポジサラ
調査時期:2022年10月5日
調査レポート:https://pojisara.com/survey-report/
※本アンケートを利用する際は、「ポジサラ」のURL(https://pojisara.com/)を使用ください。
≫キャリアコーチングおすすめ13社の比較ランキングを受講者が徹底解説!
タップできるもくじ
調査結果レポート
「キャリアコーチングを受けたきっかけ・動機は?」の調査結果の1位は、「将来のキャリアに関して漠然とした不安があったから」でした。
1位:将来のキャリアに関して漠然とした不安があったから
以下のように、漠然とした不安からキャリアコーチングを受けた方が圧倒的に多い結果となりました。
- 現職に対するモヤモヤを抱えていて、悩みを言語化できていなかった
- どんなところに自分自身不安を感じているのかわからなかった
- 今のままじゃマズいけど行動できなかった
本悩みを抱えた方がキャリアコーチングを受けた主な感想は、以下のとおりです。
- 実際に経験したひとの話がきけるし、周りにそういった話を聞ける人がいなかったので、とても勉強になった。
- 自分の強みがわかり、自分が目指すべき方向性をつかむきっかけになりました。
- どんなところに不安を持っていたのかを明確にすることで、やりたいこととやるべきことがはっきりとして仕事の不安がわかりやすくなった。
- 目的意識を持って物事に取り組めるようになったので満足しています。
- 役に立たなかった
- 経歴や将来像・上司や部下との接し方などコーチを受けましたが、市販のビジネス書の内容とほぼ大差なかったことが不満です。
- ただ転職エージェントを眺めて、これいいなあれいいなと思って応募するのと、自己分析が他者意見交えてやったあとではまったく別物だった。自分が知らなかった自分を発見できたのはよかった。
2位:やりたいことや自分の強みがわからなかったから
2番目に多かったのは、以下のような「やりたいことや自分の強みがわからなかった」です。
- 自分の強みを活かせるキャリアに就きたいと思っていたけど自己分析が苦手だった
- 営業が苦手ということは分かっていたものの、どの職種が向いているかどうかわからず転職できずにいた
本悩みを抱えた方がキャリアコーチングを受けた主な感想は、以下のとおりです。
- 自分のキャリアを客観視出来るようになり、自分の長所、短所が見えるようになった。
- やりたいことや自分のスキルの強みを明確化することが出来て、すごく自信に繋がりました。
- 有料のキャリアコーチングを受けてみましたが、ハローワークなどで相談に乗ってもらうのと大差がなかったように感じます。有料であるのでハローワークなどと何か違いがあるのかなと期待していた半面、裏切られたような気がしました。
- 仕事上、利害関係のない第三者に相談することで、自分の頭の中が思ったよりクリアになりました。
- 自分の強みや何を仕事にしたいか悩んでいましたが、これまでの業務経験や自分の人当たりを見て客観的な判断をして貰った事で見えていなかった強みに気が付く事が出来ました。
3位:年収アップやキャリアアップを実現したかったから
3番目は、以下のような「年収アップやキャリアアップを実現したかったから」です。
- 今の年収が不満で、もっと稼げるようになりたい
- キャリアアップしてバリバリ働きたいけどどうしたらいいのかわからない
本悩みを抱えた方がキャリアコーチングを受けた主な感想は、以下のとおりです。
- 明確なビジョンややるべきことが分かった
- 自分の強みや何が向いてるのか知ることが出来た。また、今の給料に満足いかず何がいいのかアドバイス貰えた
- 実際に会社で実績のある方々が業務委託としてやっているようなので、とてもリアルな声が聞けて参考になりました。ただ自分より年収は低そうな印象があったので、年収アップは難しいと感じました。
- 自分の現在の市場価値、今後の身につけた方がよいスキルなど学ぶことができてよかった。
- 現在の職場に比べて、転職することで様々な選択肢や可能性を感じた。逆に自身のスキルアップの必要性も感じた
- 職歴を見て一番長く働いていた職種に関連した企業を、勧められました。工場の現場作業で10年働いていたので現場監督など。事務職につきたいので必要な資格などか教えて欲しかったのですが遠回しにですが、それよりも経験した職種でキャリアアップ目指した方がと言われつづけたので1度の相談で終わりました。
4位:職場の人間関係などの悩みを相談したかったから
4番目は、以下のような「職場の人間関係などの悩みを相談したかったから」です。4位以下は、全体の1割未満となり少数派と言えます。
- 上司との人間関係が苦痛でしんどい
- 職場の同僚とのウマが合わない
本悩みを抱えた方がキャリアコーチングを受けた主な感想は、以下のとおりです。
- 実際に受けてみて精神的に楽になった
- 人に話したことでスッキリとした気持ちになり、モヤモヤしていた気持ちが改善された
- 正直いって「ありきたり」の内容でした。コミュニケーション力向上がしいては、キャリアUPに連動する内容で、そのためには自身の形成をみつめなおす必要がある。しかし、それはそんなに単純なことでないくらい理解していました。
- 私の担当者が問題があった可能性もありますが話しを聴く「傾聴」の姿勢が全く感じられず、一方的に自分の体験や価値観とすり合わせて提案ばかり投げられました。こちらは本気で悩んでいるのに、転職したら?と平気で言葉を投げられた時には無料で友人と会話している方がよっぽど気持ち的にも前向きになれると思いました。これから有料キャリアコーチング等を検討されている方がいましたら一度周りに相談した方がいいかもしれません。
- 悩みもしっかり聞いて下さりすっきりした点と、今後キャリアアップするために資格など何が必要かなどの具体的なアドバイスを的確にしてくれ、良かったです。
5位:転職エージェントを利用したが、満足できるサポートを受けられなかったから
5番目は、「転職エージェントを利用したが、満足できるサポートを受けられなかったから」です。
本悩みを抱えた方がキャリアコーチングを受けた主な感想は、以下のとおりです。
- 自分に向いているであろう職種を教えて頂き、希望に添いつつ求人の応募から転職するまでのサポートをしていただき、無事転職でき感謝しています。相談していくうちに自然とコミュニケーション力も上がり、今では様々な人と良好な関係を築きつつ仕事を進められています。
- 有料も無料もクオリティが変わらずに利用する価値がわからなかった。1度利用してからは2度と利用していない。
- 自分自身が満足するまで手厚く対応していただき、利用して非常に良かったと感じた。
6位:質の高い転職サポートを受けたかったから
6番目は、「質の高い転職サポートを受けたかったから」です。
本悩みを抱えた方がキャリアコーチングを受けた主な感想は、以下のとおりです。
- 自分がどういう仕事が向いているか、面接サポートなど丁寧にやってもらえました。お陰で満足する職に就くことができました。
- 担当者の方に色々とご指導いただきながら、自分の市場価値や見聞を広めることが出来ました。
- とても、親身に希望のヒヤリングをしてくれ、本当に質の高いアドバイスわサポートを受けることができました。
まとめ:キャリアコーチングを受けたきっかけ・動機の1位は「漠然とした将来への不安」
キャリアコーチングを受けたきっかけは、漠然とした将来への不安でした。
本調査では、キャリアコーチングを受けた感想も調査しましたが、良かったという感想もあれば「2度と利用しない」という辛辣な感想までありました。
中でも「将来のキャリアに関して漠然とした不安があったから」と回答した利用者は、良い感想が多く、逆に「転職エージェントを利用したが、満足できるサポートを受けられなかったから」と回答した利用者は悪い感想が目立ちました。
よって、質の高い転職サポートを目的とするよりも、「今後自分がどうしたいのか」「今の不安はどこから来ているのか」といったコーチングとマッチする悩みを持つ方に高い効果を発揮すると考えられます。
株式会社ACILは、メディアを通じて読者の人生をより豊かにするために、日々読者目線の質の高い情報提供に努めて参ります。
会社HP:https://acil.co.jp/
■転職に関するサービスやスクールなどの掲載依頼のお問い合わせ先
各サービスの評判・口コミは以下から飛べます。