この記事のまとめ
自分軸で生きるためのトレーニング方法7選を徹底解説!
自分軸で生きると心がこんなに軽くなる筆者の実体験は?そもそも自分軸って何?
コーチングを受けて学び、自分軸を手に入れた筆者が実体験をもとにお話ししていきます!
「いつまで他人の人生を生きてるんだ?」
コーチングスクールの講師からのフィードバックのひと言。
僕はこれまで30年間、他人の人生を生きていました。
それからコーチングによって蓋をしていた家庭環境や過去の弱い自分を掘り起こし、“5歳の泣いている自分”を受け入れることができました。
その瞬間、やりたいことがハッキリし、自分軸で生きられるようになったんです。
他人軸で生きることは、悪いことではありません。
でももっとより良い人生を生きたいなら、自分軸で生きるためのトレーニングを始めましょう。
この記事を読めば、自分軸で生きられるきっかけを手にできるはずです。
MEMO
コーチングは問いかけを通じて、あなたの中にある自分軸を浮き彫りにしてくれます。
以下のコーチングは無料で体験できるため、いくつか受けてみることで自分軸の理解が深まります。
キャリスピなど、人気オンラインコーチングを通じて、自分軸を見つけるヒントを得ましょう。
タップできるもくじ
そもそも自分軸とは?他人軸との違い
自分軸とは、自分の考えや価値観に沿って行動できる軸を指します。
自分軸の例
自分がやりたいこと・やるべきことを他人の目を気にせずに実行できたり、自分が思い描く“ありたい姿”に従って生きていたりすること。
その反対として、「他人軸」という言葉がありますが、他人軸は自分ではなく他人優先で人生を生きていることを指します。
他人軸の例
本当はやりたいことがあるのに、周りの意見や目を気にして、他人と行動に合わせたりすること。
他人軸の人は、自分を抑えて他人に合わせる行動を繰り返すため、本来自分がやりたかったことがなんなのかわからなくなってしまいます。
とくに日本人は、「Lose-Win」と呼ばれる、自分を犠牲にして相手に勝たせるスタンスの人が多いと言われています。(参考:人間関係の6つのパラダイム)
「自分が損しても良いからその場を平穏に収めたい…。」という人は、まさにLose-Winのパターンにはまっています。
僕の友人は、小さな頃、友達からのプレゼントを別の友人に理不尽に奪われた経験があり、それがLose-Winになるきっかけとなってしまいました。
奪った友人がそのプレゼントをどうしても欲しがって泣いたため、その場にいた大人が泣いた友人に「しょうがないから」と渡してしまったのです。
それからLose-Winの友人は「自分が我慢すれば場が収まるんだ」と他人の意見を優先して自分は我慢しなきゃいけないという価値観が生まれてしまったのです。
このように幼少期の出来事から、他人軸などの自分の価値観は生まれます。
まず自分が過去にどんな出来事があって、他人軸になってしまったのか、振り返りをしていきましょう。
そして当時の記憶を呼び起こして、我慢して辛かった自分を受け入れてあげることが大切です。
自分軸は自力でカンタンに手に入るものではありません。
プロの専門家やコーチのサービスを受けて、徐々に自分の本音と向き合える体制を整えていきましょう。
“自分軸で生きると心がこんなに軽くなる”筆者の体験談
“自分軸で生きると心がこんなに軽くなる”筆者の体験談は、以下のとおりです。
- 自分を認められるようになった
- 偽りではない本物の自信がついた
- やりたいことがハッキリした
自分を認められるようになった
僕は厳格な父親のもとで生まれました。
父の意向に沿わない行為をした際は、ときに「人間のクズめ!」と人格を否定される言葉を浴びて育ちました。
また母はそんな父に苦労していて、いつも父に泣かされていたのを子どもながら見ていました。
いつしか僕は“父に評価されないと存在価値がない”と思い込むようになっていました。
中学で落ちこぼれた僕は大学受験を頑張り、高校の偏差値とは遥かに差がある高い学力の大学へ合格しました。
また社会人になってからは仕事で成果を出し、優秀社員として数年間表彰され続けました。
そして自分で会社を作り、独立し、父や母はそんな自分に喜んでくれていました。
…でも僕自身、満たされていない感覚がずっとありました。
ある日、目を瞑って将来の自分を想像すると「海の見える広い家で贅沢な暮らしをしている自分」が見えました。
一方で「大きな志を持ってやりたい仕事に熱中している自分」もかすかに見えました。
「自分のやりたいことって何だろう。」
そう思ってコーチングとセルフコーチングのスクールを受講しました。
“母に言えなかったことを言ってみる”というワークをした瞬間、涙が溢れて止まりませんでした。
父のワークでは出なかった涙が、なぜか母のワークででてきました。
「お母さん、お父さんから守れなくてごめん。」その言葉しかでてきませんでした。
僕はその瞬間悟りました。
「僕の人生を動かしていたのは、父ではなく当時母を守れなかった弱さに泣いている5歳の自分なんだ」と。
「そんな自信のない自分を隠すために、見栄を張ったり、他人の評価を気にしたり、嫌われないための努力をしていたんだ」と。
担当してくれたコーチは「本当は自分で自分を認めてほしかったんだよね。受け入れてほしかったんだよね。」と言ってくれました。
「そうだ。そうです。」と涙が止まりませんでした。
それから本当の自分軸に出会えて、弱かった過去の自分を受け入れられるようになりました。
過去の弱かった自分は、当時全力・フルパワーだったのです。
後悔することなんて一つもありませんでした。
偽りではない本物の自信がついた
僕は過去の家庭環境から「自分は母を守れなかったから弱い。だから強く見せないといけない。強くあるべきだ。」という強いビリーフが生まれていました。
ビリーフとは、信念や思い込みと呼ばれるもので、私たちの日常で無意識に影響を与えているものです。
引用:NLP学び方ガイド
そんなビリーフに突き動かされて、以下のように人生を生きてきました。
- 他人に絶対に負けない(=弱さを認めたくない)
- 他人に弱さを絶対に見せない
- 他人から常に高い評価を得たい
- 他人に好かれたい
でも、自分の過去のビリーフを認識できるようになり、当時の弱かった自分と向き合い受け入れたことで、そんな虚勢をはらなくて済むようになりました。
常に自分がどうありたいかを考えて行動できるようになりました。
ここで「Be/Do/have」という考え方があります。
- Be:
自分がどうありたいか(=在り方) - Do:
行動した成果や結果 - Have:
持っているもの(バッグや時計・車など)
Haveの考え方の人は、例えると“他人よりも高い時計を買うことで他人より優れている”と認識している状態。
Doの考え方の人は、例をあげると、“仕事の成績が良い方が優れている”と認識している状態。
Beの考え方の人は、“自分がどうありたいかを常に考えて行動している状態”のこと。
僕は、自分軸を見つけたことで、HaveやDoからBeの考えに移れるようになりました。
やりたいことがハッキリした
自分軸を見つけたことで、やりたいことや自分の本音に正直に向き合えるようになりました。
今までは、やってみたいことがぼんやり浮かんでも、以下のように他人軸で考えていました。
「失敗したら馬鹿にされそう…。」
「世間体が不安…。」
「家族から反対されそう…。」
僕は自分軸を見つけたことで、「対人支援をやりたい」と心の底から思えるようになりました。
泣いている過去の小さな自分の存在で、自分の人生を生きれなくなった人を助けたいと思うようになりました。
僕のように自分の人生を生きられるようになってから、本当にやりたいことに出会える人はたくさんいます。
やりたいことを見つけたいなら、僕のようにコーチングで自分を理解することから始めましょう。
自分軸で生きる7つのトレーニング法
自分軸で生きる7つのトレーニング法を以下に解説していきます。
- 1日の選択の振り返りをする
- 他人と自分のことについて会話する
- 承認のオイルを貯める
- 勝ち負けではなくBeを常に考える
- 感情を表に出す
- 瞑想する
- 好きなことをする時間を作る
1日の選択の振り返りをする
あなたがその日選択したことを1日の終わりに振り返ってみましょう。
そしてそれが他人軸か自分軸かを確認してみてください。
たとえば、昼ごはんは何を食べたのか、なぜその昼ごはんにしたのか、など。
人によっては、職場の人が食べたいといったから付いていったという人もいるでしょう。
気になるお店に1人で食べに行ったという人もいるかもしれません。
選択を振り返ると、それが他人軸か自分軸かがよくわかります。
他人と自分のことについて会話する
自分軸がわからない人は、まず自分のことを理解することがもっとも大切です。
ただし、1人でいきなり「自己分析しよう!」と思っても、なかなか進まないのが現実。
他人からの予期しない色んな角度からの問いかけを通じて、考えながら自分のことを話すことで、より自分のことを理解しやすくなります。
コーチングを受けていると、話しながら「こんなこと考えてたんだ…!」と思うシーンがよくあります。
プロのコーチは、あなたの個性や性格を理解した上で、あなたが自己理解しやすいような問いかけを投げてくれます。
またコーチングは、アクションを促すコミュニケーション手法の1つ。
そのため自己理解して終わりではなく、自分軸に沿った生き方ができるようにコーチがサポートしてくれます。
試しにキャリドラなどの人気オンラインパーソナルコーチングを体験してみましょう。
無料体験でも、自分軸で生きられるヒントを見つけられるはずです。
承認のオイルを貯める
自己承認という名のオイルを自分に溜め込むことで、他人の承認を求める必要がなくなります。
この自己承認は、自分で決めた習慣をこなしていくことで、少しずつ貯まっていくと言われています。
たとえば、僕の場合「帰ってきたら靴を靴箱に片付ける」という簡単で続けやすい習慣を決めました。
習慣を継続することで、自己承認のオイルが貯まり、他人に過度に承認を求めたり評価を得ようとしたりしなくなるので、より自分軸で生きられるようになります。
自分軸で幸せに生きるためには、まず日々の小さな習慣を決めて、それを続けてみましょう。
勝ち負けではなくBeを常に考える
人は大人になるにつれて、すべての物事を「勝ち負け」で判断してしまいがちです。
相手が自分より良い時計を持っていたら、負けた気持ちになるし、自分より仕事で成果を出している同僚がいたら、劣等感を抱いてしまいます。
よって、自己理解を深める中で自分のありたい姿(=Be)を見つけ、その状態で生きられるようにすることが自分軸で生きることにつながります。
勝ち負けにこだわる人は、自分に自信がない人です。
コーチングなどのサービスを利用し、自己理解を深めて自分の価値や存在意義を認めてあげましょう。
感情を表に出す
感情を表に出すことで、自分の気持ちを理解しましょう。
感情を押し殺して、自分の意図と違うことをするのが当たり前になると、本当にやりたいことが見えなくなります。
その結果、自分の欲求に鈍感になり、他人軸で生きてしまうのです。
なぜ悔しかったのか、悲しかったのか、感情が動いた過去を振り返ると、自分を今形作っている価値観に気づくことができます。
瞑想する
瞑想すると、自分が今感じていることに焦点を当てられます。
自分軸で生きるためには、自分が潜在的に日々感じていることを理解することが大切です。
瞑想はリラックスした状態で、何も考えずに座って目を閉じるだけ。
最初は色んな考えが頭に浮かんで、全く集中できないことが多いですが…。
続けることで、心が落ち着き、他人ではなく「自分」と「今」に集中できるようになります。
好きなことをする時間を作る
好きなことをする時間、取れていますか?
好きなことをせずに、やるべきことばかりに時間をとられていると、自分のやりたいことがわからなくなってしまいます。
好きなことをするのは、究極の自分軸です。
そしてやるべきことは、他人軸のことが多いです。
好きなことを見つけて、全力で楽しむ時間を意識的に作りましょう。
自分軸トレーニングに関するよくある質問
ここからはよくある質問に答えていきます。
自分軸の人の特徴は?
自分軸のある人の特徴は、以下のとおりです。
- 勝ち負けではなく自分のありたい姿を追求している
- Win-Winの関係を大切にする
- 自分のことを理解している
- 相手を受け入れている
- 自己承認が満たされている
ありのままの自分に自信を持っている人が自分軸で生きられている人です。
ありのままの自分をまず理解すること、そしてモノや成果ではなく、自分の理想のありたい姿が見えていることが大切です。
自分軸がわからない人はどうすればいい?
自分軸がわからない人は、自分を理解してこれまでの人生に自信を持つことが大切です。
そして不要な信念は書き換えてあげましょう。
僕の場合は「厳格な父から母を守れなかった弱い自分。」から「過去の自分は全力だった。そして小さな頃と今の自分はもう違う。」と信念を変えました。
まとめ:自分軸トレーニング7選!自分軸で生きると心がこんなに軽くなる実体験を解説!
今回は自分軸で生きるためのトレーニングをご紹介しました。
本記事で紹介した自分軸トレーニングは、以下のとおりです。
- 1日の選択の振り返りをする
- 他人と自分のことについて会話する
- 承認のオイルを貯める
- 勝ち負けではなくBeを常に考える
- 感情を表に出す
- 瞑想する
- 好きなことをする時間を作る
僕はコーチングを受けて「自分軸で生きると心がこんなに軽くなるのか…!」と衝撃が走りました。
ぜひ本記事を参考に自分軸で生きていきましょう。
今回は異常となります。