「上司と合わないし仕事もつまらない。毎日辛くてすぐにでも会社を辞めたい...。」
「でも、転職できるかわからないまま先に辞めちゃうのは、ものすごく不安。」
僕が前職で辛い時に、ずっと頭の中で悩んでいたことです。
心身共に疲れ果てていて、「もう何もかも忘れて、ゆっくりしたい。」という気持ちが抑えきれなくなっていました。
結論から言うと、仕事を辞めてもなんとかなります。
なぜなら、dodaの転職求人倍率レポート上、求人倍率が"6”を超えている業界もあり、圧倒的な売り手市場に変わりはなく、転職に成功する確率は高いからです。
僕のように未経験であったとしても、ITスクールに無料で通えて、かつ就職までサポートしてくれるプログラマカレッジなどが存在するため、極端に業種を絞らなければ、食いっぷちに困ることはありません。
この記事を最後まで読めば、転職成功率をグッと上げられる方法がわかり、先に仕事を辞めることが正しい選択なのか、判断できるようになります。
MEMO
転職エージェントに相談するのはやめてください。
実は転職を前提として話が進まず、自己分析からスタートし自分に合った仕事をプロと一緒に考えられるサービスがあります。
キャリスピなど、優秀なトレーナーのキャリア相談サービスを利用して、自分に合ったホワイト企業を見つけましょう。
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仕事を辞めてもなんとかなる3つの理由
仕事を辞めてもなんとかなる3つの理由は、以下のとおりです。
- 失業保険をもらえるから生活費の足しになる
- 転職活動の短期決着ができる
- 資格を取って有利になれる
失業保険をもらえるから生活費の足しになる
仕事を辞めた後にもらえる給付金として、失業保険が挙げられます。
失業保険とは
政府や政府関係機関から失業者に対して支払われる給付金のこと。
失業保険は退職者の強い味方になってくれます。
ただし受け取るためには、いくつかの条件があります。
- ハローワークで求職の申込みをする
- 雇用保険の加入期間が過去2年間で通算12か月以上ある
- 自己都合による退職は、給付まで約3ヶ月程かかる
参考:厚生労働省-雇用保険制度
自ら退職を願い出る際は、“自己都合”となりますので、給付まで約3ヶ月間かかります。
なので、それまでの生活費はある程度貯めておかないといけません。
また、給付金の金額は、退職前の給与の50%~80%です。
さらに、ハローワークに定期的に通い、積極的に転職活動をしているアピールをする必要があるので注意しましょう。
転職活動の短期決着ができる
仕事をしていると、転職活動において下記のような弊害がでてきます。
- 転職エージェントなどに転職相談する時間がとれない
- 職務経歴書を準備する時間がとれない
- 面接の日程が合わずズルズルと後ずれしてしまう など
上記のようなやりづらさがあり、仕事しながらの転職活動は非常に辛いものがあります。
関連記事:仕事しながら転職は辛い?働きながらでも成功できる3つのコツを解説!
その点、仕事を辞めてからは、転職活動の時間を格段に確保しやすくなるため、上記のような弊害は一切ありません。
また、転職活動における強みや弱み、過去の仕事の経験の棚卸しなど、下準備にも時間が取れるので、ライバルよりも余裕をもって準備ができます。
面接の日程も組みやすく、辛い転職活動を短期決着できるのは、先に仕事を辞めた方のみの特権と言えるでしょう。
資格を取って有利になれる
仕事を辞めると、転職活動において有利な資格を取る時間もできます。
一般的に転職に有利になる資格は以下のとおり。
- 宅地建物取引士
- FP
- ビジネス実務法務検定
- 簿記 など
資格によっては、『中小企業診断士』や『社会保険労務士』など、難関資格と呼ばれるものもあります。
しかし難関資格は離職期間中に取るのは難しいため、おすすめしません。
そのため、上記のような履歴書に箔がつき、比較的合格しやすい『ビジネス実務法務検定』や『宅地建物取引士』などがおすすめです。
仕事を辞めてもなんとかなると思う前に確認すべき注意点2つ
仕事を辞めてもなんとかなると思う前に確認すべき注意点2つは、下記のとおり。
- 前向きな転職理由を考えておく
- ブランク期間が6か月を超えないように逆算する
前向きな退職理由を考えておく
転職活動の面接において100%聞かれる質問、それは「なぜ仕事を辞めたのですか?」というもの。
面接官がこの質問をする意図は、「この人はすぐに仕事を辞めてしまわないだろうか…」という確認をしたいからです。
例えば、「上司とウマが合わず、毎日苦痛でしょうがなかったんですよね(笑)」と答えたとしましょう。
面接官からは、「この人は上司が自分に合わなかったら、すぐに辞めちゃうんだな。」と確実に思われます。
つまり、“すぐに逃げ出してしまう人”というレッテルが貼られて、面接官からの評価はガクンと落ちてしまうのです。
モノは言いようです。
こう言いかえることもできます。
「上司と仕事を密にやっていく中で、もっと○○の仕事をやってみたいと思うようになりました。その分野の勉強のため、先に仕事を辞めて納得できる会社に応募したかったのです。」
これは別に嘘ではないですよね。言い方の問題です。
あくまでポジティブな言い回しをして、面接で答えられるような前向きな退職理由を考えておきましょう。
ブランク期間が6か月を超えないように逆算する
仕事を辞めてしまって、1ヶ月ほど、自分の休息期間を設けてしまうのもアリです。
とはいえ、仕事を辞めている期間、いわゆる“ブランク期間”が6か月を超えると、転職活動に悪い影響を与えます。
転職活動が想定通りに進まないと感じたら、転職活動期間が3カ月になる前に活動方針を見直し、6カ月になると黄色信号、と意識しだしたほうがよさそうです。
ブランク期間が長すぎると、採用担当者から下記のような見方をされるのです。
- 仕事を辞めてから遊び呆けていたのではないか
- どこにも決まらない、“売れ残り人材”なのではないか
上記を踏まえて、やはりブランク期間は長すぎると良くないのです。
転職活動期間は平均すると約3ヶ月と言われます。僕は働きながらでしたが、転職活動を始めて内定をゲットできたのは、やはり3ヶ月後でした。
例えば、仕事を辞めてから1ヶ月間はゆっくりして、2か月目から本格的に転職活動を始めると、ブランク期間はさほど長くならずに、休むこともできます。
僕の実体験をもとにした具体的な転職活動の流れは、【2023年】転職の体験談をブログで徹底解説!上手な転職方法をシェアします!を合わせてご覧ください。
仕事辞めてもなんとかなる!転職成功率を高められる3つの方法
仕事辞めた後の転職成功率を高められる3つの方法は、以下のとおり。
- 自己分析の習慣を作る
- “スカウト型”転職サイトには登録しておく
- キャリア相談サービスを利用する
自己分析の習慣を作る
自己分析をしっかりと行うと、どんな仕事が自分に向いているのか、なぜこの仕事をしたいのか、などを自分の中に落とし込めます。
例えば、下記のポイントを「なぜ?」を繰り返し深掘りすることで、自分の仕事の価値観が浮かび上がってきます。
- 仕事でやりがいを感じた、楽しかった瞬間
- 今の会社に直してほしい部分
- 今の仕事は向いているか、向いていないか
この自己分析は、面接でものすごく活きてきます。
なぜなら、面接の受け答えは、自己分析の結果でしかないからです。
つまり、自己分析をして生まれた答えが、そのまま面接対策につながるということ。
とはいえ、自力で自己分析をするのは、かなり難しいものがあります。
なぜなら、自分の過去の記憶は、自分なりの解釈がついてしまっているので、自力では取っ払えないからです。
そこで、ツールを利用してみるのも1つの手です。以下に完全無料の自己分析ツールをご紹介します。
- リクナビNEXTのグッドポイント診断
- dodaの転職タイプ診断
- マイナビジョブ20'sのパーソナリティ診断
※上記は、それぞれ無料会員登録が必要になります。
“スカウト型”転職サイトには登録しておく
転職サイトには“スカウト型”と呼ばれるものがあります。
スカウト型転職サイトとは
人材を募集している企業やヘッドハンターから、欲しい求職者に対してスカウトする機能がついている転職サイトのこと。
一般的な転職活動における流れは、こちらから求人を選んで応募し、書類選考→1次面接→2次面接→最終面接と進んでいきます。
対して、企業から直接スカウトを受けると、書類選考なしで、いきなり面接へと進めることもあり、企業側が興味があると知らせてくれるので、受け身の転職活動ができるのが特徴です。
仕事を先に辞めてゆっくりしたい人でも、良い企業やヘッドハンターからスカウトを受け身でもらうだけで、機会損失を避けることができます。
ぶっちゃけ、仕事を辞める前から登録しておいた方が、スカウトをもらえる期間が伸びるので、チャンスをモノにできる確率は高まります。
ちなみに、僕が今働いている会社に入社したきっかけは、ビズリーチでスカウトをもらったことです。
探す手間を省き、内定率が上がるスカウトを受けながら、転職活動をすることができるのが、スカウト型転職サイトなのです。
キャリア相談サービスを利用する
先ほど、自己分析を自力で行うのはとても難しいとお伝えしました。
僕自身、10社以上の転職サービスの自己分析ツールを利用してみたり、「ストレングスファインダー」と呼ばれる有料ツールを活用してみたりした経験があります。
しかし、そのどれもが、実際にプロのキャリアコーチにカウンセリングしてもらった結果には勝てませんでした。
僕が受けたのはキャリドラというキャリア相談サービスです。
60分の初回カウンセリングが無料だったので、「試しに受けてみよう。」と軽い気持ちで受けたら、衝撃を受けました。
「今までの自己分析がマジで浅かった」と思い知らされるほど、深い自己分析を提供してくれたのです。
カウンセリング中は、和やかな雰囲気の中で、コーチが気さくに問いかけてくれるものでした。自己分析のサポートだけでなく、キャリアアップを目指すための簡単なアドバイスも教えてもらえました。
キャリドラ受講するまで
まさにその通りでした。今は自己肯定感が以前より高くなり
自分軸で毎日楽しく
自分の人生楽しめてます🤗ありがとうございます🌻
— 中山久子【手帳のGAKKO公式アンバサダー】 (@1ove_08) October 12, 2021
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※初回カウンセリングだけなら一切お金はかかりません
キャリドラの評判や口コミは、キャリドラの評判は?やばい口コミや怪しい噂を実際に利用した筆者が徹底解説!を合わせてご覧ください。
その他各キャリア相談サービスの評判・口コミは以下から飛べます。
まとめ:転職したい人向けに仕事を辞めてもなんとかなる理由を徹底解説!
今回は、仕事をやめてもなんとかなる理由を徹底解説しました。
- 仕事を先に辞めるとメリットがたくさんある!
- とはいえ、前向きな退職理由を作るための計画、ブランク期間は長すぎないように注意!
- ツールや転職サービスなど、有益なサービスは効率的に利用しよう!
「今の仕事を辞めても大丈夫だろうか。」よりも、「この仕事をこのまま続けるリスクは何だろう。」と考えてみてください。
僕はその結果、今の仕事を続けるリスクの方が大きいことに気付きました。
毎日きつくて、辛い。なりたくもない上司のような姿にサラリーマンとして向かっていく。そんな日々を過ごして、うだつの上がらないおっさんになることの方がよほどリスクと感じたのです。
あなたはどう思われますか。
ぜひ1度考えてみてください。
今回は以上となります。