退職の引き継ぎが間に合わない!どこまで完了すればいいの?対処法は3つだけ!

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この記事のまとめ

退職の引き継ぎが間に合わない時の対処法を徹底解説!

引き継ぎが終わらない場合でも、退職して問題なし?引き継ぎはどこまで完了しなければいけないの?

転職経験のある筆者が、退職時のトラブルに巻き込まれないスムーズな引き継ぎ法をお話しします!

 

引き継ぎが膨大で退職日まで間に合わない...。

有休もまだ残っているから消化したいのに、引き継ぎの量が多いと、焦りますよね。

 

かつての僕も同じように、引き継ぎ量の膨大さに「無事に退職できるかな…」と不安でした。

そして、引き継ぎを始めると、後任や周りの人たちから、「残された人たちに迷惑をかけないようにしっかり引き継げよ。」と念押しされる始末。

内心、イライラしているのを抑えつつも、無事に引き継ぎを終わらせることができました。
ポジサラ

 

この記事では僕の経験を踏まえて、引き継ぎが間に合わない時の対処法を解説します。

 

どうしても間に合いそうになければ、退職代行を利用して確実に辞める方法がおすすめです。

退職代行業者を通じ、引き継ぎ書を郵送するなどして、トラブルなく確実に辞めましょう!
ポジサラ

 

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ポジサラ

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ポジサラ

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プロフィール

外資Saas最大手企業の法人営業。法人1社の代表取締役。キャリア相談サービスなどの転職支援を利用して地銀→時価総額20兆円超え外資IT企業へ転職。年収200万円アップ・副業→起業した経験から、キャリアに関する発信をしています。本名は松田 皓太。情報発信のテーマは「若手サラリーマンが輝ける社会の実現」。
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退職の引き継ぎが間に合わない3つの原因

 

退職の引き継ぎが間に合わない時の原因は、以下の3つです。

  1. 退職の引き継ぎをどこまでやればいいのか分からない
  2. 業務を引き継ぎたいけど後任がいない
  3. 退職の引き継ぎを先延ばしてほしいと相談された

 

退職の引き継ぎをどこまですればいいのか分からない

 

業務の引き継ぎをどこまで完璧に行えばいいのか、悩む方は多いですよね。

上司から、「○○(後任)がしっかり仕事ができるように引き継ぐまでは、辞めさせられない!」と言われることもあります。

退職する身からすれば、嫌がらせにしか思えません…。
ポジサラ

 

限られた期間で、後任が自分と同じレベルで仕事ができるようになるのは、難しいです。

「これだけは!」という業務は優先的にしっかり引き継ぎを行いましょう。

厚生労働省では以下のように引き継ぎについて記載があります。

引き継ぎは、「受託者が変更となった場合に、円滑な業務の引き継ぎを行うためのもの」 であり、具体的には、当該施設特有の運転方法や留意事項等を引き継ぎ事項として記載す ることになる。

引用:厚生労働省

マニュアルを見てできる業務については、引き継ぎができなくても、書面にしっかり残しておくことが大切です。

万が一引き継げなくても、引き継ぎ書を見れば業務ができます!
ポジサラ

 

業務を引き継ぎたいけど後任がいない

 

人手不足の会社によくある話が、“後任いない問題”

後任がいないまま引き継ぎをせずに、時間だけが過ぎていくと、「予定日までに引き継ぎが間に合わなさそうだけど、大丈夫だろうか…。」と不安になります。

人手不足は職場崩壊を招くので、早めに退職して正解かもしれません…!
ポジサラ

 

後任者を探すのはあなたの問題ではありません。会社の問題です。

とはいえ、知らんぷりはせず、自分の退職予定日に向けて引き継ぎのスケジュールを打ち合わせすべきです。

後任者がいなくても、引き継ぎ書の作成はできます。自分ができる限りのことは必ず進めておきましょう。

 

退職の引き継ぎを先延ばしてほしいと相談された

 

後任者がいなかったり、残される職場の人たちの業務負担が増えてしまったりと、様々なことが原因で退職の先延ばしを相談されることがあります。

僕も実際に転職先が決まり、会社を辞める時、1ヶ月ほど退職するのを待ってほしいと言われました。
ポジサラ

 

転職するのも退職するのも、自分の人生。

会社の都合を考えられる心の広さは素晴らしいですが、先延ばしにされた後に退職できる確証は…ありませんよね。

 

会社には見切りをつけた上で、上司には退職したいという“固い決意”を伝えましょう。

それでも退職できなさそうであれば、引き継ぎをせずに退職すべきです。詳しくは、下記の記事を合わせてご覧ください。

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退職の引き継ぎが間に合わない時の対処法3選

 

退職の引き継ぎが間に合わない時の対処法を3つご紹介します。

  1. まずは引き継ぎ書を仕上げることに注力する
  2. 引き継ぎ事項の優先順位をつける
  3. 完璧にすべてを引き継ごうとしない

 

まずは引き継ぎ書を仕上げることに注力する

 

引き継ぎ書を作ることで、自分の仕事を“マニュアル化”しましょう。

引き継げなかった仕事は、自分が作った引き継ぎ書が解決してくれます!
ポジサラ

 

引き継ぎ書を作るうえで、大事なポイントは、自分の当たり前を取っ払い、分かりやすく書くこと。

例えば…

  • 「これは分かるだろう…」と思い込まず、専門用語をなるべく使わず、誰でもわかる文章を書く
  • 何人かで行う業務は、「他の人が教えてくれるだろう」と思わず、丁寧に書く
  • 時間や金額などが決まっている業務は、かならず具体的な数字で示す

 

上記を意識すれば、分かりやすい引き継ぎ書を作成でき、スムーズに退職ができます。

カンペキに引き継ぎできないことを前提に、引き継ぎ書にしっかり落とし込んでおきましょう。

 

引き継ぎ事項の優先順位をつける

 

引き継ぎの量が多い時は、かならず優先順位をつけて、後任者に引き継ぎましょう。

優先順位が高い引き継ぎ事項は、以下のとおりです。

  • 職場であなたしかできない業務
  • 社内で重要度の高い業務
  • 部署や他の人を巻き込んで行う業務

 

上記のような業務は、しっかり引き継ぎできていないと、大きなトラブルになってしまう可能性があります。

優先度が高い業務は、後任者の前で実際に行っている姿を見せてあげましょう。

そうすれば、業務のイメージが湧き、トラブルを防ぐことにつながります。

重要な業務は、書面での引き継ぎではなく、実際に業務の内容を見せてあげると良いです!
ポジサラ

 

カンペキにすべてを引き継ごうとしない

 

引き継ぎ期間なんて、たかが1ヶ月ほど。そんな短期間であなたが行っていたすべての業務を後任者が引き継ぐことはできません。

 

「これだけできれば、最低限は問題ないだろう」というレベルまで引き継ぎができれば、御の字です。

優先度、重要度が高い業務を引き継げば、あとは後任者の実力次第。

たとえ、退職後にトラブルになったとしてもあなたの責任ではありません。

 

退職予定日までに、引き継ぎをカンペキに行うという考え方はなくしましょう!
ポジサラ

 

退職の引き継ぎに関するよくある質問

 

退職の引き継ぎに関するよくある質問は、以下のとおりです。

  1. 退職の引き継ぎは拒否や無視していいの?
  2. いい加減な引き継ぎは退職後に強要される?
  3. 退職の引き継ぎはどこまですればいいの?

 

退職の引き継ぎは拒否や無視していいの?

 

引き継ぎを拒否や無視しても、問題ありません。

 

引き継ぎは法律上の義務ではありません。

さらに、2週間前に退職する意思を会社に伝えていれば、会社は法律上退職することを止めることはできないのです。

当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する。

引用:民法第627条1項

 

労働者には、『退職の自由(憲法22条1項)』が認められています。

とはいえ、非常識な退職の仕方をしたり、引き継ぎをしないことによる会社への経済的な損失をだしてしう可能性があるなら、きちんと引き継ぎをして辞めましょう。

 

いい加減な引き継ぎは退職後に強要される?

 

退職したら、もう会社の人ではないので、引き継ぎを行う必要はありません。

後任者からの業務に関する質問は、善意で答えてあげるべきですが、強要されるのは、モラル的に会社に問題があります。

退職後の強要が怖いなら、退職代行を使ってプロの業者へ委託することをおすすめします。

 

退職の引き継ぎはどこまですればいいの?

 

この業務を押さえれば、最低限会社でトラブルは起きないだろう」というレベルまでの引き継ぎが理想です。

間違っても、すべての業務をカンペキに引き継ごうとは思わないこと。

退職予定日までの時間は限られているので、トラブルにならない程度の最低限の引き継ぎを行いましょう。

 

「引き継ぎが間に合わない...けど必ず退職したい…!」=『退職代行』がベスト

 

引き継ぎが間に合わないけど必ず退職したいなら、プロに頼むという手があります。

つまり、お金で退職代行業者を雇って、今の辞めたい会社から解放される人生を生み出せるということです。

料金は、約3万円ほど。

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上司に考えるセリフ、上司が暇なタイミングを見計らう“神経がすり減る時間”

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それが、“退職代行”です。

 

 

どうしても辞めさせてくれない会社でも、専門家が正しい手順で退職を進めるので、確実に辞められるのが大きなメリット

 

ポジサラ
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まとめ:退職の引き継ぎが間に合わない時の対処法を徹底解説!

 

今回は退職の引き継ぎが間に合わない時の対処法を解説しました。

 

ここまでつらつらと対処法を解説してきましたが...。

僕は引き継ぎ書をどれだけしっかり作成できるかが、肝だと思っています。

漏れがあったとしても、引き継ぎ書は会社に残るものなので、書面に書かれていればあなたに過失はないわけで。

 

自分の身のためにも、休日返上覚悟のうえで、引き継ぎ書はしっかり作成しましょう!
ポジサラ

 

ちなみに転職エージェントに相談してみれば、退職に関する相談も乗ってもらえます。

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今回は以上となります。

 

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ポジサラ

ポジサラ

株式会社ACILの代表取締役。仕事での優秀社員としての表彰歴やキャリアアップの転職歴、さらにキャリアコーチング・ライフコーチングの受講経験をもとに自身のキャリア形成ならびに読者様のキャリア発展に寄与する情報を常に収集しています。

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