こんな疑問にお応えします。
この記事を書いている人
「月40時間の残業なんて…俺は1週間で超えたことあるよ!」
当時、僕は友人に残業のことを相談すると、こんな言葉が返ってきました。
とはいえ、当時の僕は、夢の中でも会社のデスクに座り、あれでもないこれでもないと悩む始末。
寝ても疲れがまったく取れず、目の下のクマがひどい状態でした。
結論から言うと、40時間の残業はずっと続けると、心身共にボロボロになります。
上限は45時間ですが、40時間を超えるだけでかなり疲れますよね。
残業時間の上限は、原則として月45時間・年360時間とし、臨時的な特別の事情がなければこれを超えることはできません。
引用:厚生労働省
本記事では、40時間のきつかった残業経験と、ホワイトな会社への転職方法をお話しします。
MEMO
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残業40時間は平均と比べると「2倍多い」
画像引用:doda公式サイト
2020年4月~6月に、15,000人を対象にしたdodaの残業時間の調査によると、残業の平均時間は「20.6時間」となっています。
つまり、40時間の残業は平均の約2倍。
...これを聞いて、40時間は普通と言えるでしょうか。
ありえないと考える方がまともです。
残業が40時間を超えてしまう3つの原因
残業が40時間を超える原因は、以下の3つです。
- 採用したくても人が入ってこない
- 社員のレベルが低い
- 残業して当たり前の組織風土
採用したくても人が入ってこない
人手不足の会社は、労働量に対して人が足りておらず、決められた時間内にその日の仕事を終わらせられません。
このご時世、人手不足の会社は増えています。
まさしく、残業が長くなっている会社は人手不足が原因ともいえるのです。
会社が人手不足になっている背景は、以下の2つのパターンに分かれます。
- 応募しても人が集まらない
- 採用しても何らかの理由ですぐに人が辞めてしまう
どちらも会社側に原因があるものです。
人手不足は従業員側に原因はありません。
残された社員は、会社が人手を補充できないため、きつい思いをして働かされる日々を送ることになります。
≫人手不足で職場崩壊する前に辞めるべき3つの理由とは?会社の責任で働き続ける必要なし
会社全体のレベルが低い
会社全体として生産性が高い仕事ができていないと、どう転んでも業務が終わらない状態になってしまいます。
当事者意識がまったく足りず、上の言うことをそのまま鵜呑みにする同僚。
出世のことばかりを考え、目上の人と実のある意見交換をしない上司。
効率の高い方法を見つけようとせず、今までの慣習を重んじる古い組織。
このようなレベルの低い会社は、生産性が低く、ムダな残業を生み出してしまいます。
≫【イライラMAX!?】レベルの低い職場や人への3つの対処法とは?
残業して当たり前の組織風土
残業するのが“美徳”と考えている古い会社もあります。
僕の前職は、残業せずに帰ろうとすると、上司から「お前はヒマそうでいいなぁ。」と嫌味を言われる職場でした。
残業している人こそが正義で、定時ダッシュを図ろうとする人は悪なのです。
さらに、残業が当たり前の会社は、誰かが残業していたら自分も残って仕事をせざるを得ない雰囲気もあり、なかなか帰れないのが特徴です。
残業に疲れた人も最後まで働かされる...まさしく地獄です。
残業40時間以上の仕事を続けた僕の体験談
ここからは、僕が40時間を超えて残業していた時のことをお話していきます。
僕の仕事の時間をザックリ話すと、以下のとおりです。
- 所定労働時間(定時)は朝の8時半から17時半時まで
- 実際に働いていたのは朝の8時~19時または20時の間
- 朝の30分間の残業代はつかず、実質サービス残業
つまり、1日約2時間~3時間の残業をこなしていました。
1ヶ月にすると約40時間~60時間の残業をしていたことになります。
当然のようにサービス残業させられていたのは、今考えるとおかしいと思いますが、当時はそれが普通でした。
1日の細かいスケジュールを話すと…。
朝の7時半には家を出て、帰り着くのは20時半ごろ。
晩ご飯や風呂に入ったりすると、1日の自由な時間は22時~0時ぐらいまでです。
ホントに疲れている時は、23時には寝たいので、実質1時間ほどしか好きな時間がとれません。
ホントはこの貴重な1時間を使ってゲームをしたり、好きな映画を観たりしたいのですが...。
ついさっきまで仕事をしていたので、リラックスムードに体を切り替えることができませんでした。
こんな日々を過ごしていると、ストレスで肌が荒れ、アンパンマンのようにほっぺが赤く腫れていき、たまに会う大学時代の友人から「大丈夫?」と言われる始末。
世の中には、「残業なんてへっちゃら!」と思う人も多いです。
実際にベンチャー企業で働いている人と話をしてみると、「オフィスで寝て、次の日そのまま仕事をする。」なんてことも聞きます。
とはいえ、そんな長時間の残業ができるのは限られた人。
大半の人は、仕事なんて長い間したくないですし、ストレスが溜まるものです。
あなたがもし、後者の仕事とプライベートのバランスを取りたい人であるなら、残業40時間以上の会社はおすすめしません。
僕の実体験をもとにした具体的な転職活動の流れは、【2023年】転職の体験談をブログで徹底解説!上手な転職方法をシェアします!を合わせてご覧ください。
残業40時間の会社にひっかからない転職活動のやり方
残業40時間超の会社にひっかからない転職活動のやり方は、以下の3つです。
- 口コミサイトの「平均残業時間」をチェックする
- 実際に働いている社員に聞いてみる
- プロのキャリアコーチに相談する
口コミサイトの「残業時間」をチェックする
応募したい会社を見つけたら、必ず口コミサイトで残業時間をチェックしてみましょう。
なぜなら、2chやヤフー知恵袋のように、匿名の書き込みではなく、元社員の信ぴょう性の高い口コミが多いからです。
口コミサイトは、転職会議がおすすめです。
国内最大級の口コミ、その数100万件。会員数は500万人。
日本中の口コミが集約されていて、情報密度が高いのが大きな特徴です。
実際に働いている社員に聞いてみる
求人に応募し、実際に面接まで進んだら、実際に働いている社員と面談させてほしい旨を面接官に相談してみましょう。
求人として載っている情報は、会社をよく見せるためのものに過ぎません。
会社が自ら、「残業が40時間を超えるブラック企業です!」と情報を載せるわけないですよね。
つまり、実際に働いている社員からしか聞き取れない一次情報は山ほどあるのです。
もし面談できそうあれば、同年代の社員を希望しましょう。
自分が転職してからどんな仕事をして、どのぐらい残業するのかイメージしやすくなるからです。
プロのキャリアコーチに相談する
転職エージェントにはない、自己分析からスタートするキャリアコーチに相談するのがおすすめです。
僕自身、自分に合った仕事を見つけるために10社以上の転職サービスにある無料の自己分析ツールを利用してみたり、有料ツールを活用してみたりした経験があります。
しかし、そのどれもが、実際にプロのキャリアコーチにカウンセリングしてもらった結果には勝てませんでした。
僕が受けたのはキャリドラというキャリアコーチングサービスです。
60分の初回カウンセリングが無料だったので、「試しに受けてみよう。」と軽い気持ちで受けたら、衝撃を受けました。
「今までの自己分析がマジで浅かった」と思い知らされるほど、深い自己分析を提供してくれたのです。
カウンセリング中は、和やかな雰囲気の中で、コーチが気さくに問いかけてくれるものでした。自己分析のサポートだけでなく、キャリアアップを目指すための簡単なアドバイスも教えてもらえました。
自己分析を含め、現職で頑張るべきか、自分の強みを活かして転職すべきか、1人では判断しきれない人にはもっともおすすめです。
キャリドラ受講するまで
まさにその通りでした。今は自己肯定感が以前より高くなり
自分軸で毎日楽しく
自分の人生楽しめてます🤗ありがとうございます🌻
— 中山久子【手帳のGAKKO公式アンバサダー】 (@1ove_08) October 12, 2021
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まとめ:残業40時間はありえない!きつい!会社は工夫して選ぶべし
今回は残業40時間の会社は選ぶべきではないというお話をしてきました。
- 月40時間の残業は、平均の約2倍
- 残業が長い会社は、社員が損をする
- ホワイト企業を選ぶコツは、ネットの口コミと社員のリアルな声を聞くこと
結論、残業40時間はきついです。
当時の僕は「これだけ仕事に縛られる生活なんて、ありえない!」と思っていました。
でも行動するとすべてが変わりました。
行動こそが環境を変えられる唯一の手段です。
今回は以上となります。