この記事のまとめ
HSPの30代・40代の仕事の悩みから転職のコツまで徹底解説!
HSPの30代・40代が転職するならどこ?そもそも自分に合った適職って何だろう?
HSP気質の筆者とHSPの友人の体験談をもとにお話ししていきます!
「仕事がどうしてもしんどい…。他人からどう思われてるか気になる…。」
30代を超えてくると、自分の向き不向きも理解できてきます。
そのうちに「今の仕事が合ってないんじゃないか…。転職したいけどHSP気質の自分にはどうしたら…。」と悩みますよね。
結論から言うと、本記事の転職活動のロードマップで転職の不安がどこにあるのかを理解しましょう。
この記事を読めば、あなたの転職の怖さや仕事のしんどさが軽くなるはずです。
MEMO
HSPさんは仕事に活かせる強みがたくさんあります。
ただし、個人の経験や細かな性格で“適職は変わる”のも事実。
まずは自己分析をして、自分だけの強みと好きなことができる仕事を見つけることが大切です。
キャリスピなど、自己分析からサポートしてくれるキャリア相談サービスを使って、自分に合ったホワイト企業でストレスなく働きましょう。
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30代・40代のHSPが仕事がしんどい3つの理由
30代・40代のHSPが仕事がしんどい理由は、以下の3つです。
- HSPは仕事を覚えるのが遅い
- HSPは職場に馴染めない・臨機応変が苦手
- HSPは萎縮してしまう
HSPは仕事を覚えるのが遅い
HSPさんの特徴として仕事の“初速”が、他人よりも遅い傾向にあります。
とくに30代や40代で部署異動・転職すると、覚えたての仕事に慣れないため、仕事が「しんどい」と悩んでしまうことになります。
仕事の全体を把握できずに一部だけを任された時に、上司から「覚えるのが遅すぎる!」と怒られてたんですよね。
ただ1度仕事を覚えてしまって全体が見えると、他の誰よりも仕事のスピードも早く、質も高くなりました。
HSPは欠点ではありませんし、自分自身を制限するラベルでもありません。むしろ長所となる部分もたくさんあります。
HSPさんは、仕事の全体把握と任された仕事の意味を理解することが大事です。
HSPは職場に馴染めない・臨機応変が苦手
HSPさんは繊細で感受性が高いので、新しい職場の環境や人間関係に対応するのが苦手です。
僕のHSPの友人は、異動するたびにかなりストレスを感じてしまいます。
「ちょっとした仕草や仕事の姿勢をみんなに見られてる気がするんだよね…。」と新しい職場に行くたびに愚痴をこぼしていました。
また目の前の仕事に集中していたのに、いきなり対応しないといけない仕事を振られると、かなりストレスを感じてしまいます。
「臨機応変に対応したい気持ちは山々だけど、うまく立ち回りできない…。」ことにまた不安になります。
30代・40代のHSPさんは、転職先としてコールセンターや接客業などの顧客対応が必要な仕事ではなく、在宅ワークで自分のペースで仕事ができるWEB職などを選びましょう。
HSPさんの向いてる仕事や現実的な適職はHSPに相性の良い向いてる仕事47選!現実的な適職と67人のアンケートを徹底解説!を合わせてご覧ください。
HSPは萎縮してしまう
職場で高圧的な態度をとる人がいたり、他人からの評価が気になり始めたりすると、考えすぎて自信をなくして萎縮してしまうことがあります。
僕のHSPの同僚は、昇進のタイミングが近くなると、決まって自分の評価が低くなります。
また人が集まる社内イベント中も、人目のつかない場所で1人で静かに作業していることが多いです。
とくに30代・40代のHSPさんになると、人前で話すことも多くなり、萎縮してしまうシーンも増えるはずです。
仕事がしんどいと思う瞬間は、萎縮してしまう仕事が多くなることも原因の1つと言えます。
30代以上のHSPが適職に転職できる5つのロードマップ
転職活動における30代・40代のHSPさん向けの正しい手順を確認しましょう。
転職が不安なHSPさんは、このロードマップを先に頭に入れておくと、転職に対する怖い気持ちがすこし解消されるはずです。
- 自分の特性を理解する
- 自分に合った職種や働き方を明確にする
- 転職活動のペース配分を考える
- プロのサポートを受ける(※必要であれば)
- オンライン面接の準備をする
自分の特性を理解する
まず、自分がHSPであることを理解し、自分の強みや弱みを把握しましょう。
HSPとは、ひとことで言うと“繊細な人”のことです。
人口の15〜20%ほどと言われているので、HSPは意外とたくさんいるんですよ。(参考:The Highly Sensitive Person: How to Thrive When the World Overwhelms You)
HSPさんには以下のような強みと弱みがあります。
HSPの強み | HSPの弱み |
---|---|
豊かな感受性と共感力 | 刺激に対して疲れやすい |
細かい注意力・観察力 | 人間関係や対人ストレスに敏感 |
創造性・想像力が高い | 変化に対する適応力が弱い |
自分に合った職種や働き方を明確にする
HSPに向いている職種や働き方をリサーチした上で、自分に合った仕事をハッキリさせましょう。
先ほどの強みと弱みを参考に、向いている仕事と不向きの仕事を以下にまとめておきます。
HSPの向いている仕事 | HSPの向いていない仕事 |
---|---|
カウンセラーや心理士 | 営業職や交渉が多い仕事 |
デザイナー、イラストレーター | コールセンターやクレーム対応の仕事 |
ライター、ディレクター | 騒がしい環境の仕事(バー、クラブなど) |
働き方を表にまとめると、以下のようになります。
HSPの向いている働き方 | HSPの向いていない働き方 |
---|---|
在宅ワーク・リモートワーク | 過剰な労働時間や働くペースが速い職場 |
フレックスタイム制度を活用する | 短期間で成果が求められる職場 |
少人数または個人で働く環境 | 高い対人ストレスのある職場 |
HSPさんの向いてる仕事についてはHSPに相性の良い向いてる仕事47選!現実的な適職と67人のアンケートを徹底解説!を合わせてご覧ください。
転職活動のペース配分を考える
HSPさんが転職活動を進めるときは、焦らず無理のないペースで進めることが大切です。
HSPさんは感受性が高いため、ストレスを溜め込まないように十分な休息やリラックスタイムを確保することをおすすめします。
まず、“いつまでに転職したいか”を考えてみましょう。
もしすぐにでも転職したいなら、転職活動にかかる一般的な長さは2ヶ月〜3ヶ月と言われているので、“最短でも3ヶ月”と考えるべきです。
おおよそ3カ月以内に、転職活動を完了し他企業へ入社している人は多いのは事実のようです。
引用:ビズリーチ
いつまでに転職したいかを決めたら、逆算で転職活動のペース配分を考えます。
以下は項目ごとのざっくりとした目安期間となります。
- 自己理解(強み・弱み)を深める期間:
約1~2週間程度を目安 - 希望業界や職種の転職市場リサーチ期間:
約2~3週間程度が目安 - 履歴書・職務経歴書の作成期間:
約1週間程度が目安 - 応募・面接期間:
約1~2ヶ月程度が目安 - 内定・転職準備期間:
約2~3週間が目安
※すこし長めの期間としていますが、無理なくストレスがかからない程度のペースで転職活動を進めることを前提としています。
HSPさん向けの就職支援や転職相談・キャリア相談サービスについては、HSP向けの就職支援は?転職相談やキャリア相談で転職できない悩みを解決!を合わせてご覧ください。
プロのサポートを受ける(※必要であれば)
プロのサポートを受けると、より自分に合った仕事への転職成功確率を上げることができます。
加えて転職エージェントを併用することで効率的に転職できます。
キャリア相談サービスとは、転職活動における「自己理解を深める」ことから、内定までのサポートをすべて受けられるサービスです。
転職エージェントのデメリットである“求人紹介重視”のサポートを補完してくれるサポートがキャリア相談サービスの強みです。
また30代以上のHSPさんそれぞれの状況に合わせた個別最適なサポートをカスタマイズしてくれるので、繊細な方に合わせた支援も受けることができます。
ただし求人紹介は受けられません。
よって転職エージェントと併用して、求人紹介を受けながらキャリア相談サービスを利用することをおすすめします。
サービス名 | キャリア相談サービス | 転職エージェント | 転職サイト |
---|---|---|---|
自己分析の支援 | 〇 自己分析からスタート |
△ 求人紹介がメイン |
× アドバイスなし |
キャリアプランの作成 | 〇 コーチと二人三脚 |
△ 求人紹介がメイン |
× アドバイスなし |
求人紹介 | × 他社求人が存在しないため 実質全ての求人に応募可能 |
△ 自社求人のみを紹介 |
△ 自社求人のみを紹介 |
アドバイザーの質 | 〇 プロのキャリアコーチ |
△ 当たり外れが大きい |
× アドバイザー不在 |
まずは無料でキャリア相談サービスのカウンセリングを受けてみると、丁寧に話を聞いてくれてアドバイスをもらえるのでおすすめです。
30代向けのキャリア相談サービスのおすすめは【30代向け】キャリア相談7選|転職相談すべき理由やメリットを受講者が徹底解説!を合わせてご覧ください。
オンライン面接の準備をする
プロのサポートを受けたり、自分で応募したりして、面接が決まったらオンライン面接の準備をしましょう。
とくにHSPさんは、直接の面接よりオンライン面接の方がリラックスして緊張感なく面接しやすいです。
HSPさんは準備に細かく気を遣ってしまうこともあるため、ここでオンライン面接に必要な準備をおさらいします。
基本的にオンライン面接は、以下のものがあれば十分です。
- ノートPC
- 指定されたWEB面談ツール(ZoomやGoogleMeet等)
※事前にPCで無料ダウンロードするだけでOK
もし顔の表情や相手への印象をより良くしたい方は、以下のツールを利用すればWEB上で明るい顔立ちに見せることができます。
- PCスタンド
PCからの顔の角度を上げて印象を良くする - スタンドライト
WEB画面の自分の顔を明るく映せる
イヤホンなどを使ってより面接官の声を聞き取りやすくできますが、事前に面接官へ確認をしないといけません。
イヤホンをつけずに面接は十分できますので、事前のやり取りがストレスに感じられるHSPさんは「イヤホンなし」で全く問題ないです。
30代・40代のHSPにおすすめの転職サービス
30代・40代のHSPさんにおすすめの転職サービスは、以下の2種類です。
- 30代・40代のHSP向け「転職エージェント」
- 30代・40代のHSP向け「キャリア相談サービス」
30代・40代のHSP向け「転職エージェント」
転職エージェントは、完全無料で求人紹介から書類添削・面接対策を受けられるサービス。
求人側がお金を支払ってくれるため、僕たちのような求職者は無料で利用できるのです。
今のところHSPさんに特化した民間の転職エージェントは、あまりありません。
よって30代以上のHSPさんが転職エージェントを選ぶ際のポイントは、以下のとおりです。
- 転職支援実績
=HSPさんの対応に慣れている - HSPさんに向いている求人がある
=在宅ワークなどの求人が豊富 - 30代・40代に向いている
=20代の若手担当者がつきにくい
HSPにある程度理解がある転職エージェントを選ぶなら、転職支援実績が豊富なサービスがもっとも無難です。
支援実績の分だけHSPの相談に慣れているため、大手のリクルートエージェントやdodaなどをまずはじめに利用してみましょう。
30代や40代もたくさん利用されている人気サービスです。
大手転職エージェント
またHSPは感受性・想像力が豊かな点が強みです。
そのため後述していますが、クリエイティブ職が豊富なWEB関連の仕事に長く続いた方が多いことが独自調査でわかっています。
よって、WEB職に強い特化型エージェントマスメディアンなども大手に併用して利用すると、適職の求人紹介を受けられます。
WEB職に特化した転職エージェント
30代・40代のHSP向け「キャリア相談サービス」
キャリア相談サービスは、転職を前提とせずにキャリアや仕事・転職に関するあらゆる悩みを相談できるサービスです。
転職エージェントとの大きな違いは、以下のとおりです。
- 転職を前提とせずに相談できる
- 求人紹介はしない
- 求職者重視でHSPさんに合わせた個別のサポートができる
- 無理のないペースで自己分析を進めて“適職”がわかる
キャリア相談サービスのもっとも大きなメリットは、“求人重視”ではなく“相談者重視”のサポートにあります。
サポート期間は、あらかじめ決められているため、自分に合わせたサポート期間を選びましょう。
以上より、HSPさんが転職サービスを利用するならキャリア相談サービスが向いています。
新しい職場に馴染めずに後悔しないためには、キャリア相談サービスを通じて自己理解を深めることが重要です。
1度の相談だけでも、自分の悩みをしっかりと聞いてくれて、深く自己分析をサポートしてくれます。
僕が受けたのはキャリドラというキャリアコーチングサービスです。
60分の初回カウンセリングが無料だったので、「試しに受けてみよう。」と軽い気持ちで受けたら、衝撃を受けました。
「今までの自己分析がマジで浅かった」と思い知らされるほど、深い自己分析を提供してくれたのです。
カウンセリング中は、和やかな雰囲気の中で、コーチが気さくに問いかけてくれるものでした。自己分析のサポートだけでなく、キャリアアップを目指すための簡単なアドバイスも教えてもらえました。
「仕事を辞めたい…。何がしたいかわからない...」とモヤモヤしている方にもっともおすすめです。
キャリドラ受講するまで
まさにその通りでした。今は自己肯定感が以前より高くなり
自分軸で毎日楽しく
自分の人生楽しめてます🤗ありがとうございます🌻
— 中山久子【手帳のGAKKO公式アンバサダー】 (@1ove_08) October 12, 2021
\累計10万人以上が申し込みに殺到!/
※初回カウンセリングだけならお金は一切かかりません
キャリドラの詳しい口コミや僕のカウンセリングを受けた感想を知りたい方だけ、下記の記事を合わせてご覧ください。
関連記事:キャリドラの評判は?やばい口コミ・怪しい噂を実際に利用した筆者が徹底解説!
その他各キャリア相談サービスの評判・口コミは以下から飛べます。
30代・40代のHSPが転職して向いてる仕事を見つける方法3つ
30代・40代のHSPが転職して向いてる仕事を見つける方法は、以下のとおりです。
- SNSなどでHSPさんと交流する
- HSPさんの適職診断ツールを利用する
- HSPさんの適職診断ツールを利用する
SNSなどでHSPさんと交流する
Twitterで「HSP」と検索すると、多くのHSPさんのアカウントが見つかります。
気になる人のツイートを読んでみて、共感できそうな人はフォローしてみましょう。
そしてその人がどのような仕事をしているのかを情報交換してみると、自分に合った仕事のヒントを得られます。
プロのカウンセラーにHSPさんの転職事例を聞く
プロのカウンセラーの方は、HSPさんの転職支援経験も豊富です。
転職サービスで無料カウンセリングを受ける際に、「HSPの転職事例を教えてほしい」と聞いてみましょう。
思ってもみなかった仕事に出会えることがあります。
転職サービスは、転職エージェントでもキャリア相談サービスでもいいです。
HSPさんの適職診断ツールを利用する
適職診断ができるテストツールを利用することをおすすめします。
たとえば『VIEW』いうテストツールは、職務経歴書などのテキスト入力が不要で3分で以下のような診断結果を表示してくれます。
「時間がなくて適職診断するのがめんどくさい…!」という方にはおすすめの適職診断テストツールです。
いかにおすすめのツールをまとめていますので、ぜひいくつか利用してみてください。
- ASSIGN - 日本初AIキャリアシミュレーション
- dodaの転職タイプ診断
- マイナビジョブ20'sのパーソナリティ診断
※1日、2日かかる自己分析が、たったの「3分」で終わります。
まとめ:HSPの30代・40代が自分に合った仕事に転職できるノウハウを徹底解説!
今回は、30代・40代のHSPの仕事の悩みから転職方法まで網羅的に解説しました。
ぜひ本記事を参考にしんどい仕事からすこしでも自分に合ったストレスのない仕事へ転職できるように願っております。
最後に30代・40代向けのHSPさんにおすすめのキャリア相談サービスをご紹介して終わりにします。
今回は以上となります。