こんな悩みを解決します。
本記事の内容
- 仕事の評価が気になる原因は承認欲求
- 仕事の評価は気にしないでいい3つの理由
- 評価を気にしないためには「他者貢献」を意識するべき話
この記事を書いている人
仕事をしていると、他人からの自分の評価を聞いて、落ち込んでしまったり、やる気が出なくなってしまうことありますよね。
僕も同じような経験があって、とても落ち込んだことがあります。
「自分は仕事ができない、ダメなサラリーマンなのかもしれない。」と全否定された気分になりました。
結論、他人の評価なんて気にするだけムダだったんです。
本記事では、周りからの評価を気にせずに、自分らしく仕事ができる思考法を解説していきます。
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タップできるもくじ
仕事の評価を気にしない壁になるのは「承認欲求」
「自分の頑張りを評価してほしい・・!」
上記のような認められたい欲求のことを”承認欲求”といいます。
承認欲求は人間の欲求を5段階に分けたときに、4番目にくる欲求です。1番目の欲求が満たされると2番目、3番目と欲求を満たそうとする心理的な行動を表しています。
マズローの欲求5段階
①:生理的欲求(食欲・睡眠欲・性欲)
②:安全欲求(安全に暮らしたい)
③:社会的欲求(社会に属したい)
④:承認欲求(認めてもらいたい)
⑤:自己実現欲求(理想の自分になりたい)
実は、全国のビジネスパーソン800名(男女400名ずつ)を対象として、承認欲求に対する意識調査を実施した事例があります。
大まかな結果は以下の通りです。
- 7割以上のビジネスパーソンが、承認欲求が満たされることで仕事のモチベーションが上がった
- 最もうれしい承認欲求は、20~40代は:「上司」、50~60代:「お客様」が最多
引用:テイクアクション調べ【ビジネスパーソンの承認欲求に対する意識調査PART2】
つまり大半の人が思っていることは同じ。やっぱり仕事で認められたいんです。
それだけ仕事の評価で悩んでいる人は多いはず。
仕事の評価は気にしないでいい3つの理由
『嫌われる勇気』という名著のもとになった”アドラー心理学”の生みの親、アルフレッド・アドラーはこんな言葉を残しました。
他人からの評価に左右されてはならない。ありのままの自分を受けとめ、不完全さを認める勇気を持つことだ。
みんな完璧じゃないんです。自分自身の短所をまず自分が認めることができれば、他人からの評価が怖くなくなります。
仕事の評価も気にするだけムダです。その理由は以下の通り。
- 仕事の評価だけが自分の価値ではない
- 他人の評価は絶対に自分でコントロールできない
- 評価を気にしすぎると他人の人生を生きることになる
1つずつ解説していきますね。
仕事の評価だけが自分の価値ではない
大人になって働きだすと、たいていの人は評価される機会が仕事だけになり、「仕事の評価=自分の価値」という錯覚におちいってしまいます。
学生時代を思い出してみると、勉強は教科ごとに評価され、部活やサークルに入っていれば運動競技ごとに評価されていました。色んな側面を評価してもらえていたわけですね。
サラリーマンとして会社で働いてると、「君は仕事があまりできないね。」なんて言われると、自分を全否定された気がしちゃいます。
考えてください。
会社で評価している人は、あなたのことをどのくらい知っているのでしょうか?
結論、あなたの10%も知らないでしょう。
なぜなら、あなたの仕事で見せる側面は一部にすぎないからです。
他人からの評価であなたの価値は決まりません。
他人からの評価を気にせず、出世なんてどうでもいいと思っている会社員こそ、勝ち組なんです。
関連記事:【マジ?】出世なんてどうでもいい人が会社員の大半←勝ち組な件
他人の評価は絶対に自分でコントロールできない
自分のした行為を、相手がどう受け止めるか。これは絶対に自分ではどうすることもできません。
例えば、あなたが上司の太鼓持ちばかりをして機嫌をとっていたとします。
上司は「こいつは俺のことを認めてくれるイイやつだな。」と思うかもしれません。
一方で「こいつは俺の機嫌ばかりとっていて、周りが見えていないな。」と思われる可能性もあります。
相手がどう思うかなんて分からないので、評価を気にして仕事をしても何の意味もないのです。
「仕事が遅い!」と言われたとしましょう。でも人によっては、「丁寧に仕事をしてくれている。」と捉えられることもあります。
自分の仕事の評価が低いことがわかったら、それは相手との相性が悪かっただけです。なにも気にすることはありませんよ。
あなたはあなたなりの仕事をすればOKです。
評価を気にして仕事を押し付けられてしまう人は仕事を押し付けられる3つの理由とは?辞めたい時の対処法を徹底解説!を合わせてご覧ください。
評価を気にしすぎると、他人の人生を生きてしまう
評価を気にして、相手のことばかり考えて行動すると、そこに自分の考えや意志は一切なくなってしまいます。
例えば仕事で出世が気になりだすと、以下のことを考えてしまいます。
- 上司がされて嬉しいこと
- 上司が好きな仕事の進め方
- 上司が好きそうな言い回し
これって、上司の仕事のやり方そのものですよね。もはや自分の個性は皆無です。
僕たち人間は、他人からの評価を気にしてしまうと、自分の考えや意志を捨てて他人の人生を生きてしまいます。その人に気に入られたいがために。
だからこそ他人から低い評価を受けてしまうと、心にグサッと刺さってしまうのです。
まずは、自分の意志や考えをもって、自分なりの仕事をすべきです。
「いま自分は他人の人生を生きていないか?」
この疑問を自分に問い続けて、他人の評価を気にしない人生を生きていきましょう。
評価されずに仕事のモチベーションを維持する方法は、ゆったりいこーや様の仕事が評価されないからマジで悔しい!6つの方法でモチベーション維持!を合わせてご覧ください。
評価を気にしないためには「他者貢献」を意識するべき話
他者貢献とは、「自分のやっていることが自分以外の誰かに役に立つこと」です。
僕は他者貢献を意識するようになって、仕事の評価を気にせずに働けるようになりました。
ここからは、僕の体験談をお話します。
僕の仕事は営業です。お客さんに商品を売ってノルマを追うこともあれば、いわゆる数字にならないようなお客さんからの質問や相談に応えることもあります。
上司からは名指しで「ノルマを達成できない営業なんていらないぞ」と言われる日々。
営業になりたての頃の僕は、既に買ってもらった”既存のお客さん”の相談ごとはテキトーに返事して、新しいお客さんに商品を売ることしか考えていませんでした。
結果、僕はノルマを達成することができましたが、全然うれしくなかったんです。達成感の1つもありませんでした。
残ったのは罪悪感。そして浮かんでくるお客さんの困った顔。
僕は会社の評価を気にして、商品をゴリ押しで買ってもらっていました。お客さんを困らせるばかりで、自分の仕事は何の役にも立っていなかったんです。
ただ上司から怒られたくないだけ、評価を下げられたくないだけ。
そこから「お客さんの役に立つ仕事をしよう!」と決めて、営業をするようにしました。たとえ、ノルマが達成しそうになくてもお客さんの困りごとを第一優先で解決するようにしたんです。
「ありがとう。」や「〇〇君が担当でよかったよ。」と言われると、ノルマを達成して上司から褒められたときの何百倍もうれしい気持ちになりました。
そんな風に感謝される営業を続けていると、既存のお客さんから、新しいお客さんを紹介してもらえるように。結果、営業成績はどんどん上がっていきました。
世の中にはいろんな仕事があります。営業で言えば、2つに分けられます。
- お客さんに商品を売って、成績を伸ばすこと=社内評価。
- お客さんからの要望に応えて、よろこんでもらう=他者貢献。
僕は後者の「誰かの役に立っている」という感覚が、社内評価を気にしなくなるきっかけになりました。
他者貢献こそが、他人の評価を気にする仕事の仕方を変えてくれる唯一の意識改革です。
他者貢献は仕事の虚しさも解消してくれます。
まとめ:仕事の評価なんて気にしない!誰かの役に立っているかを意識すること!
今回は仕事の評価を気にしないことをテーマにお話ししました。
本記事の内容を以下にまとめます。
- みんな仕事で認められたいと思っている
- 評価を気にしすぎても、何の意味もない
- 他者貢献こそが評価を気にせず仕事を充実させてくれるもの
評価ばかりを気にしてしまうと、仕事は絶対に充実しません。
本記事を参考に、「上司からどう思われているのだろうか」という思考を投げ捨てて、「自分の仕事はいま誰の役に立っているのか」を意識してください。
そうすれば、まわりまわって自分の評価につながります。
評価を気にして仕事をするのは、今日が最後にしましょう。
MEMO
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僕は「IT×事業開発」が天職と診断されました。
向いている業界と業種を詳しく診断してくれる『VIEW』という日本初の天職診断アプリです。
今回は以上となります。