この記事のまとめ
銀行員が異業種への転職が難しいとの噂の真相を徹底解説!
銀行員の転職が難しいと勘違いしてしまう3つの理由とは?転職に成功する解決策は?
地方銀行から時価総額20兆円超えの外資系IT企業へ転職した筆者が、体験談をもとにお話ししていきます!
僕は第一地方銀行で6年半勤務した後に、外資系IT企業に転職しました。
年収は200万円ほどアップしましたが、もちろんすんなりと転職できたわけではありません。
とはいえ、銀行員の転職が難しいと感じたことは、転職活動中も今思い返してもまったくありません。
それではなぜ、「銀行員は転職が難しいのでは?」という噂が流れるのでしょうか。
この記事では、元バンカーの僕が体験談を踏まえて、転職成功のノウハウまでお話ししていきます。
MEMO
先に結論を言うと、銀行員は業界問わず転職先を選べます。
ただ、もっとも大事なのはあなたに合った転職先を見つけることです。
アサインなど銀行員と相性の良い転職エージェントを使って、ストレスのないホワイト企業へ転職しましょう。
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銀行員の転職が難しいと勘違いしてしまう3つの理由
銀行員の転職が難しいと勘違いしてしまう3つの理由は、以下のとおり。
- 40代以上は転職が難しくなるのは事実
- 斜陽産業のため市場価値が低いと思い込む
- 転職=悪だという古い文化が根付いている
40代以上は転職が難しくなるのは事実
銀行員の市場価値は、代表者と折衝できる“法人営業”にあります。
20代で法人営業を経験できれば、異業種への転職はかなり余裕です。
一方で、40代を超えるとスキルや実務経験が活かせる同業種でない限り、かなり転職は難しくなります。
40代から異業種に転職しても、若手に比べて吸収力は下がっていますし、機動力もありません。
そんなことは採用する会社側がよくわかっているので、伸び代のある若手が選ばれるのです。
ただ、40代以上に特化したキャリア相談サービスの『ライフシフトラボ』などを利用すれば、転職難易度はかなり下がります。
また40代でキャリア相談したい人は、【40代向け】キャリアコーチング・キャリア相談のベスト3!5社以上利用した筆者が徹底解説!を合わせてご覧ください。
斜陽産業のため市場価値が低いと思い込む
金利は下がり続け、お客様には「これだけ金利下がってるんだから、もっと利率下げれるでしょう…?」と言われ続ける日々。
銀行内では、もはや融資以外に数えきれないほどの商材やノルマができましたよね。
また代表者の中には、銀行をバカにしてるような態度をとる人もいます。
そんな営業を続けてると、「銀行大丈夫か…?」と思ってしまいます。
ただ転職活動をしてみると、この自己肯定感は一変します。
転職活動をしているうちに、銀行員の市場価値が高いことに気づくんです。
先ほどもお話ししましたが、無形商材の経営層と折衝する法人営業はかなり市場価値が高い。
ビズリーチに登録してみると、来るわ来るわ書類選考免除のプラチナスカウト。
僕はもはやウハウハでした。
…というぐらいに銀行員の市場価値は高く、財務知識を持っている人も少ないため、かなり重宝されます。
転職=悪だという古い文化が根付いている
なんと言っても、銀行は離職率がべらぼうに高い。
それもそのはず。体育会気質で最初のうちは給料も雀の涙ほど。
いまでこそ残業に厳しくなっていますが、少し前まではほぼ毎日仕事終わりに飲み会の日々でした。
そんな銀行で長く働いている諸先輩方は、みんな口を揃えて転職した人をこう言います。
「あぁ。あいつか。銀行から逃げた(転職した)ヤツだな。」
そう。『転職=悪』という古き悪い考え方です。
こんな環境で仕事をしていると、「銀行から転職するなんて逃げだ!」と何だか本気で思っていた自分がいました。
実際は真逆なんですが…。
そして今日もリモートワークだったので、そのまま会社のPCを閉じてこの記事を書いてます。
そのぐらいに柔軟に働けるんです。他の会社では当たり前なんですよ。
銀行員で転職が難しいと不安な時の3つの解決策
銀行員で転職が難しいと不安な時の3つの解決策は、以下のとおりです。
- プロに転職ノウハウを教わる
- 適職診断ツールで自分に合った仕事を探す
- 転職サイトでスカウトを受けてみる
プロに転職ノウハウを教わる
大前提、銀行員は市場価値が高いです。
ただ、その市場価値を“どう魅せるか”は、受けたい業種・業界によって大きく変わります。
たとえば、IT業界の営業であれば、そのまま代表者と折衝していた経験と会社の業績をみてターゲティングできるスキルがアピールできます。
一方で、営業以外の業種・業界を受けようとすると、またアピールポイントは変わってきますよね。
上記のような転職ノウハウは、やはりプロに教わった方が100%効率的です。
くわえて、転職後の年収も大きく変わります。
実は僕はプロに教わる前に、内定を1社もらっていました。
しかしその会社は、初年度の年収が100万近く下がる会社。
「銀行員の年収が高いことはわかってたけど、こんなに下がるのか…。」と頭を抱え、キャリア相談サービスの『キャリドラ』などを利用して転職ノウハウを勉強しました。
プロに相談せずに転職してしまっていたら…と今考えるとゾッとします。
この記事を読んでいるあなたは、使えるリソースは全て使うべきです。
試しにキャリドラなどの転職支援サービスに相談してみましょう。
キャリドラの評判や口コミは、キャリドラの評判は?やばい口コミや怪しい噂を実際に利用した筆者が徹底解説!を合わせてご覧ください。
適職診断ツールで自分に合った仕事を探す
次に適職診断ツールで、自分に合った仕事を探すという方法です。
自分に合った仕事であれば、アピールポイントが合致していて、面接時の受け答えも取り繕わずに答えられます。
本来であれば、自分に合った仕事を見つけるには、自己分析が不可欠です。
例えば…
- 自分の志向に合った社風
- 仕事を通じてどんなスキルを得たいのか
- チームで働きたいか、個人で働きたいか など
上記を過去の仕事の経験から掘り起こしてみると、自分に合った仕事を選びやすいです。
とはいえ、自力で自己分析をするのは、かなり難しいものがあります。
なぜなら、自分の過去の記憶は、自分なりの解釈がついてしまっているので、自力では取っ払えないからです。
そこで、冒頭お話しした適職診断を利用することがおすすめ。以下に完全無料の自己分析ツールをご紹介します。
1日、2日以上はかかる自己分析が、たったの「5分」で完了します。
- VIEWの3分でできる日本初のAI天職診断
- リクナビNEXTのグッドポイント診断
- マイナビジョブ20'sのパーソナリティ診断
転職サイトでスカウトを受けてみる
スカウト型の転職サイトを利用すれば、スカウトを通じて求人やヘッドハンターから「あなたに興味がある!」と通知してくれます。
“待ち”の転職活動にはなりますが...。
労力をかけずに、自分が活躍できそうな会社を見つけられるので、効率的に転職活動を進められます。
確かに、アドバイザーが求人を紹介してくれる転職エージェントも利用するのはアリです。
とはいえ、エージェントは、「転職させたい!」を前面に出してきます。
つまり、この求人が目の前の求職者に向いていないと分かっていても、紹介することが仕事なのです。
求人から紹介料をもらえないと、ビジネスとして成り立たないので。
スカウト型の転職サイトで就職活動を進めることが、賢いやり方でしょう。
オファーをもらった求人を吟味する方が、効率的で、かつ自分に合った仕事である確率が高いです。
銀行員の転職が難しいことに関するよくある質問
銀行員の転職が難しいことに関するよくある質問を以下にまとめました。
サクッと読んでみてくださいね。
銀行員が転職して年収アップするのは難しい?
結論から言うと、年収アップの難易度は受けたい業界によって大きく変わります。
僕のように外資系であれば給料が高い水準の企業が多いですが、一般的なメーカーなどは年収をアップさせることはかなり難しいです。
銀行員はやはり給与水準が高いので、受けたい業界を選ぶ際は、業界全体の年収の水準は確認しておきましょう。
本記事で給与アップを目指したいなら無料の転職支援ではなく、有料の転職支援を受けてノウハウを学ぶべきです。
詳しくは、有料の転職相談ってどうなの?利用してよかった5社の支援サポートを徹底解説!を合わせてご覧ください。
銀行員が異業種へ転職できるのは何歳まで?
30代までが限度と思われます。
40代から異業種に転職したいなら、プロの力は必須です。
40代以上の転職支援サービスの『ライフシフトラボ』などを利用することをおすすめします。
ライフシフトラボの詳しい評判・口コミはライフシフトラボの評判は?実際に受けてわかった口コミを徹底解説!を参考にしてください。
まとめ:銀行員の転職が難しいという噂の真相を徹底解説!
今回は、銀行員の転職が難しい真相を解説しました。
結論から言うと、あなたが20代・30代前半であれば、異業種への転職は十分可能です。
ただ、プロの力は借りた方が間違いなく、効率的かつ年収水準も上げやすいので、賢く転職サービスを利用していきましょう。