この記事のまとめ
退職の引き止めで部署異動を提案された時の対処法を徹底解説!
結論、部署異動の提案には応じるべきではありません。異動したところで同じ会社ですし、様々なリスクが存在します。
この記事を読めば、部署異動に応じてはいけない5つの理由が分かり、正しい選択をとることができます。
上司に退職したい意思表示をすると、「異動するのはどうだろう?」という引き止めにあうことがあります。
ボスのボスから呼び出されて、部署異動ならどうだと引き止めにあっております
心揺らぎまくります— はちこ (@HacHico05) January 20, 2020
一度、引き止めに悩んでしまうと、自力では解決できなくなり、「会社に残った方がいいのかな…。でも退職するって決めたからなぁ…。」と思考が無限ループになってしまうことも。
結論、部署異動の提案は飲むべきではありません。
なぜなら、純粋にあなたが必要だという理由だけに限らないからです。
引き止めに揺らいでいる方は、退職引き止めで揺らぐ…残ったらどうなる?残留してよかった?体験談5選!を合わせてご覧ください。
MEMO
辞める選択がホントに正しいのか、第三者に相談してみると、納得感をもって決断できます。
キャリアに詳しい専門家に相談してみれば、より具体的に自分の進むべき道が見えてきます。
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タップできるもくじ
退職の引き止めで部署異動の提案を応じてはいけない5つの理由
退職の引き止めで部署異動の提案には応じてはいけません。その理由は、以下の5つです。
- 異動したからといって同じ会社
- 異動先で問題社員として扱われる
- ホントに異動できるか分からない
- 部署異動は上司にとって都合の良い解決策
- ホントに残ってほしい社員に対する引き止め策は部署異動ではない
異動したからといって同じ会社
異動したからといって、働く会社に変わりはありません。
周りの職場環境は変われど、組織体制や働き方は何も変わらないのです。
上司にまた退職の引き止めくらったけど
部署異動したところでクソなのは変わりないので
やんわりお断りした— なっ… (@nma2yt) February 7, 2019
例えば、会社を退職したい理由が下記の人は、異動したところで満たされることはありません。
- 給料に不満がある
- 社風が合わない
- 評価が不透明
- 社員のレベルが低い など
上記は、会社そのものに対する不満。職場が変わったところで、不満は解消できません。
異動先で問題社員として扱われる
「退職しようとした社員」
部署異動で会社に残ったとしても、“退職予備軍”として扱われることになります。
さらに引き止められて異動した場合、異動時期ではないタイミングで次の部署に移ります。
“何か事情がある”と異動先で噂になることも多いです。
転職引き止め条件で6/1にウチの部に異動してくる子が居るらしいんだけど…なんそれ!
— XXXTENタチ夫ん (@NE__SO__) May 25, 2021
異動先の上司にはとうぜん退職しようとした情報は引き継がれるので、「ちょっと扱いづらいなぁ。」と思われることも。
異動して働きやすくなるとは、一概に言えないのです。
ホントに異動できるか分からない
人事の決裁をとらずに、引き止め文句として異動を匂わす上司もいます。
たとえ、人事からOKがでていても、従業員が一定数いる企業では、いつ異動できるか分かりません。
異動できないみたいなのでもう退職でいいかな…
またもう少し考える時間くれたのは良かったけど今日も辛かったしこのままずっと辛い思いし続けるなら絶対辞めるべきなんだよな— ピヨピヨ (@mnUAdCkEEhXFXOp) June 18, 2021
引き止め時点では、ホントに異動できるか確証がもてません。
具体的にいつ、どこに異動できるのか、答えられるのなら話は別ですが...。
部署異動は上司にとって都合の良い解決策
部下に辞められてしまうと、直属の上司の評価は下がります。
つまり、“退職予備軍”が部下としていることは、上司にとってリスク以外の何ものでもありません。
そういった上司は、人事に「退職したがっている優秀な人材がいるから異動させてくれ!」と裏で交渉し、自分のもとから離す策をとります。
そうすれば、直属の部下が辞めるというリスクを取り除くことができるからです。
部署異動は、上司にとって、ただ都合の良い解決策に過ぎません。
いつ爆発するかわからない部下は、はやめに誰かに押し付ける方がベターなのです。
ホントに残ってほしい社員に対する引き止め策は部署異動ではない
部署異動以外に退職の引き止め策は、下記のようなものがあります。
- 給与面など待遇を改善する
- 昇格・昇進させる
- 新規事業を任せる
上記の引き止め策は、一定のコストと会社にとってのリスクが伴います。
給与の改善は大企業では難しいものがありますが、中小零細企業であれば、社長の意向次第では実現可能と言えます。
対して、部署異動は、コストがほとんどかかりません。
待遇の改善や昇格などは、会社がホントにあなたを手放したくないという意志が伝わります。
しかし、部署異動はコストもリスクも伴いません。心から残ってほしい社員に対する対処ではないのです。
退職の引き止めで部署異動を提案された時の対処法
退職の引き留めで部署異動を提案された時の対処法は以下のとおりです。
- 部署異動は求めていないとハッキリ断る
- 確実に退職できる理由を考え直す
- 転職エージェントに相談する
- 退職代行を利用する
部署異動は求めていないとハッキリ断る
部署異動は求めていないことをハッキリと上司に意思表示しましょう。
あなたがもし、悩んだ素振りを見せたり、部署異動に肯定的な態度をとってしまうと、“交渉の余地あり”と引き止めに拍車がかかってしまいます。
上司からの異動引き止め電話2時間。
馬鹿じゃないのこの人笑
転職経験してるから、ちょっとやそっとじゃ流されないよ😎— とあら (@kakiyoripI) April 21, 2020
上記のように上司からの電話に2時間拘束された人もいます。
お互いムダな時間をなくすためにも、上司に「いくら引き止めてもムダ」と思われるように、ハッキリと断りましょう。
確実に退職できる理由を考え直す
退職を引き止められているそもそもの原因は、退職理由です。
以下のような退職理由を上司に話していませんか?
- 職場の人間関係
- 労働条件の悪さ
上記のような退職理由だと引き止められる可能性が高くなります。
部署異動が解決策の1つとして挙げられるからです。
確実に退職できる理由を考え直して、上司にぶつけてみましょう。
退職できる理由とは、会社にはどうにもできない「これから」の理由です。
「この前は退職理由を○○とお話ししましたが、実は…」と、本来の退職理由を話すようなイメージで上司に切り出すと良いでしょう。
具体的な確実に退職できる理由や切り出し方を知りたい方は、下記の記事を合わせてご覧ください。
関連記事:【解決】確実に退職できるたった1つの理由とは?転職経験者が徹底解説!
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辞める選択がホントに正しいのか、第三者に相談してみると、納得感をもって決断できます。
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関連記事:退職代行「辞めるんです」の評判・口コミは?後払いできる安心サービスを徹底検証!
まとめ:退職の引き止めで部署異動された時の対処法を徹底解説!
今回は、退職の引き止め時の部署異動に応じてはいけない理由と対処法を解説しました。
あなたが退職したい理由は、部署異動で解決されるでしょうか?
根本から解決される問題であれば、部署異動は飲むべきです。
しかし、本記事を読まれている方は、おそらく部署異動しても退職理由が解決するかどうか分からない方が多いはず。
であれば、異動先でも同じような悩みを繰り返す可能性はあるということ。
ぜひ、本記事を参考にホントに会社に残るべきかを考えてください。
今回は以上となります。