この記事のまとめ
転職をなんとなく考えている人向けに転職すべきか残るべきかの判断方法を解説!
なんとなくの転職は後悔する?転職に迷う人でやめたほうがいい人の特徴は?
実際になんとなく転職エージェントに相談して後悔した筆者の実体験をもとにお話ししていきます。
「なんとなく転職を考えてるけど、転職して後悔しないだろうか…。」
僕は転職活動に入る前、上記のようにかなり悩みました。
厚生労働省の雇用動向調査結果の概況によると、退職理由として男性でもっとも多かったのは「給料が少なかった」、女性は「職場の人間関係が好ましくなかった」となっています。
結論から言うと、転職エージェントは使わずにまずは自己理解を深めることが大事です。
この記事を読めば、なんとなくの転職から“納得感のある転職の決断”ができるようになるはずです。
タップできるもくじ
なんとなくの転職で後悔するやめたほうがいい人の特徴3つ
なんとなくの転職はやめたほうがいい人の特徴は、以下の3つです。
- 不満がどこにあるかわかっていない
- 転職してどうなりたいか頭にない
- 自分の強み・得意分野を理解できていない
不満がどこにあるかわかってない
現職に対する仕事の不満がどこにあるのかわかっていないと、次の転職先でも同じ不満を抱いてしまうリスクがあります。
大事なことは、自分の言葉でハッキリと「今の仕事の〇〇がイヤだ…!」と言えることです。
不満がどこにあるのかわからず、「なんとなく転職しよう」と思っている人は、1度立ち止まって何がイヤなのか考えてみましょう。
現状の不満を言語化する方法はこちらで解説しています。
転職してどうなりたいか頭にない
転職はゴールではありません。
あくまであなたの“理想の姿”に近づくステップです。
転職してどんな働き方をしたいのですか?
その結果どんなプライベートを過ごしたいでしょうか?
そして将来どんなビジネスマンになりたいですか?
…「そんなこと、今の段階でわかるわけないよ!」と思われた方。僕も同じでした。
でも自分を理解したことで将来のビジョンがわかったんです。
日常で自己理解をすることを意識してください。
- どんな人・ビジネスマンに憧れるか
- いま目の前にいる上司は自分の将来の姿だということを受け入れられるか(=受け入れられないのはなぜか)
- どんな働き方(チームワーク?個人プレイ?など)が理想か
もし浮かびそうにない方は、自己分析をサポートしてくれて転職を前提とせず相談できる『キャリア相談サービス』を利用してください。
自分の強み・得意分野を理解できていない
自分の強みや得意分野を理解できていない方は、次の転職先で不得意な仕事に就いてしまうリスクがあります。
ビジネスマンなら誰しもが知っている経営学・マネジメントの神様「ドラッカー」もこう言っています。
強みのみが成果を生む。
強みを伸ばせる仕事に就くことができれば、成果を生み出しやすくなる土台で働くことができます。
僕自身も転職して営業という得意分野に配置されたことで、ストレスフリーで充実した仕事人生に生まれ変わりました。
さらに僕は文章化も得意だったので、本記事のように執筆活動も行っています。
あなたの強みは何でしょうか?
強みがわかれば、転職すべきかどうかの答えが出ます。
転職をなんとなく考えていた人の体験談をインタビュー
なんとなく転職したくて悩む人向け3つの判断基準
なんとなく転職したくて悩む人向け3つの判断基準は、以下のとおりです。
- 自分のキャリアの価値観とゴールを明確にする
- 他社で働いている人から情報をもらう
- 自分のスキルや経験が活かせる業界をリサーチする
自分のキャリアの価値観とゴールを明確にする
まず自分の価値観やキャリアゴールを明確にすることが重要です。
以下をリストアップしてみることをおすすめします。
- 将来どのような仕事がしたいのか
- 自分のスキルや興味をどのように活かしたいのか
- どのような働き方が理想なのか
「目の前の上司みたいな将来にはなりたくない…。」と考えるのであれば、具体的に“どこがイヤなのか”をハッキリさせると、将来のキャリアのゴールが見えてきます。
他社で働いている人から情報をもらう
転職活動をするにあたり、人脈やネットワークはかなり重要です。
今はリファラル採用なども盛んなので、人脈を活かした転職活動がそのまま内定につながったりもします。
リファラル採用とは、実際にその会社で働いている社員が、友人や知人の能力を見定めて企業に対して紹介をする。
引用:Wikipedia
友人や知人、同僚などのネットワークを活用して、新しい職場について情報収集を行いましょう。
何も紹介してもらうだけでなく、他社で働いている友人の働き方を知るだけで、転職後の自分の生活やワークスタイルを想像しやすくなります。
自分のスキルや経験が活かせる業界をリサーチする
転職活動でもっとも有利になる方法として、スキルや経験が活かせる業界に転職することが挙げられます。
20代は、ポテンシャル採用と呼ばれるスキルを買われずに、若さを買われる採用もあります。
とはいえ、基本的に転職は“即戦力”を求められます。
即戦力として自分が働けそうな業界をピックアップしてみると、なんとなく考えている転職をすべきかどうか判断できます。
なんとなくの転職で転職エージェントに相談すると後悔する理由
そもそも転職エージェントとは、提携している求人を求職者に紹介し入社が決定すると、求人側から紹介料をもらえるビジネスです。
つまり相談にきた求職者を転職させることがゴールになるサービスということ。
そのため、僕たち求職者からすれば無料で利用できる点が大きなメリットと言えますが…。
転職エージェント側からすると、なんとなく転職相談しにきたあなたを“いかに自社取り扱い求人に応募させるか”を第一ステップとして考えられてしまいます。
僕自身、なんとなく転職しようか迷っている時に転職エージェントに2〜3社ほど相談したことがあります。
もはや転職すべきか残るべきかの相談ではなく、“どんな求人に応募したいか”そのカウンセリングに9割ほど時間をとられました。
もちろん、親身になって転職すべきかどうかの相談までのってくれるエージェントもいるかもしれません。
ただビジネスの構造上、転職エージェントは転職を前提とした相談ができない点は理解しておきましょう。
転職をなんとなくではなく「納得」した上で決断する方法
転職をなんとなくではなく納得した上で決断する方法は、以下の3つです。
- 現状の不満を言語化する
- 強みを活かせているか“動詞”で考える
- 転職を前提としないプロの相談サービスを無料で使う
- 診断アプリを利用する
現職の不満を言語化する
現状の不満を言語化するためには、「仕事中にネガティブな感情になったシーン」や「日常的に不満に感じていること」を紙に書き出すことです。
- 朝早く勤務するわりに給料が低い
- 年功序列で能力の低い人が上司になるのがしんどい
- プロジェクトの一部だけに携わるのが面白くないし自由度が低い
ここで大事なことは、ネガティブな感情は「本当は〇〇をしたかった」という欲求と表裏一体ということ。
たとえば、3つ目の「プロジェクトの一部だけに携わるのが面白くない」という人は、裁量権が大きい“ベンチャー企業”が合っているかもしれません。
ベンチャー企業なら仕事の幅が広くなるので、自分の頭で考えて仕事をする必要があり、自由度の高い働き方ができます。
ただ仕事量は増えるというデメリットはあるでしょう。
自分の強みを“動詞”で考える
業務フローを“動詞”で考えると、自分の強みをザックリ理解することができます。
あくまで一例ですが、営業であれば以下のように業務フローを分けられます
- ターゲットリストを作成し、優先順位をつける
- 実際に電話でアポイントをとる
- お客様と面談を実施し、ニーズを把握する
- ニーズに沿った自社商品の提案書や資料を作成する
- 提案書をプレゼンする
- 他部署と連携の上、さらに別の商品の提案を行う など
上記のように日々行なっている業務フローを細かくわけて、自分がやりがいを感じる場面や得意な業務を洗い出すのです。
そうやって見つけた自分の得意分野や好きなことを次の転職先で活かせるかどうかを考えられます。
逆に言うと、現職の業務フローの中でやりがいを感じる業務に携わる時間が少ない場合は、転職を検討してみると良いでしょう。
転職を前提としないプロの相談サービスを無料で使う
ここまでなんとなくの転職で迷っている方に向けて、転職すべきかどうかを決断する方法論をお話ししてきました。
ここでちょっとネガティブな話をしてしまうと、不満を言語化したり、強みを理解したりする自己分析は自分でやろうと思うと、かなり大変です。
また自己理解して洗い出した内容が本当に合っているのか、第三者の目がないとなかなか判断しづらいというのが現実。
そんな僕は、キャリア相談サービスを利用して転職すべきかどうか、決断することができました。
キャリア相談サービスとは、転職エージェントとは異なり、転職を前提とせずにプロに仕事のあらゆる悩みを相談できるサービスです。
上記のように、自己分析からサポートしてもらえるので適性や適職まで見出してくれるサービスです。
以下のように求人紹介機能がないため、求職者重視のサポートで、なんとなくの転職を考えている人にもっともおすすめのサービスです。
サービス名 | キャリア相談サービス | 転職エージェント | 転職サイト |
---|---|---|---|
自己分析の支援 | 〇 自己分析からスタート |
△ 求人紹介がメイン |
× アドバイスなし |
キャリアプランの作成 | 〇 コーチと二人三脚 |
△ 求人紹介がメイン |
× アドバイスなし |
求人紹介 | × 自社求人が存在しないため 実質全ての求人に応募可能 ※相談者重視 |
△ 自社求人のみを紹介 ※求人紹介重視 |
△ 自社求人のみを紹介 |
アドバイザーの質 | 〇 プロのキャリアコーチ |
△ 当たり外れが大きい |
× アドバイザー不在 |
強引に転職を進められることもなく、しっかりと自己分析をサポートしてくれて、カウンセリングを行ってくれます。
1度の相談だけでも、自分の悩みをしっかりと聞いてくれて、深く自己分析をサポートしてくれます。
僕が受けたのはキャリドラというキャリアコーチングサービスです。
60分の初回カウンセリングが無料だったので、「試しに受けてみよう。」と軽い気持ちで受けたら、衝撃を受けました。
「今までの自己分析がマジで浅かった」と思い知らされるほど、深い自己分析を提供してくれたのです。
カウンセリング中は、和やかな雰囲気の中で、コーチが気さくに問いかけてくれるものでした。自己分析のサポートだけでなく、キャリアアップを目指すための簡単なアドバイスも教えてもらえました。
「仕事を辞めたい…。何がしたいかわからない...」とモヤモヤしている方にもっともおすすめです。
キャリドラ受講するまで
まさにその通りでした。今は自己肯定感が以前より高くなり
自分軸で毎日楽しく
自分の人生楽しめてます🤗ありがとうございます🌻
— 中山久子【手帳のGAKKO公式アンバサダー】 (@1ove_08) October 12, 2021
\累計10万人以上が申し込みに殺到!/
※初回カウンセリングだけならお金は一切かかりません
キャリドラの詳しい口コミや僕のカウンセリングを受けた感想を知りたい方だけ、下記の記事を合わせてご覧ください。
関連記事:キャリドラの評判は?やばい口コミ・怪しい噂を実際に利用した筆者が徹底解説!
その他各キャリア相談サービスの評判・口コミは以下から飛べます。
診断アプリを利用する
転職するべきか診断したい人は、適職診断のアプリを利用しましょう。
- そもそもの自分の市場価値は理解できていますか?
- 向いてる仕事はわかっていますか?
上記のような疑問を3分で無料診断してくれるのが診断アプリです。
dodaなど転職エージェントが提供しているツールもありますが…。
専門アプリを利用することで、なんとなくの転職をハッキリ判断できるようになります。
詳しくは転職自己分析アプリ・ツールおすすめ27選!無料で当たる診断サービスを一挙大公開!を合わせてご覧ください。
まとめ:なんとなくの転職は後悔する!転職に迷うやめたほうがいい人の特徴も解説!
今回はなんとなくの転職について迷っている方に向けて、転職すべきかどうかの決断方法を解説しました。
なんとなくの転職ではなく、理由を言えるような転職ができると納得感をもって転職活動ができます。
転職活動に自信を持てないと、面接で堂々とした受け答えもできません。
ぜひ本記事を参考に転職をなんとなく考えている現状を打破してくださいね。
また転職を前提としないプロに相談してみると、頭の整理ができて明るい未来への正しい1歩が踏み出せるはずです。
今回は以上となります。