この記事のまとめ
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「キャリア相談したいけど、転職しなくても良いのかな…。」
「転職することを決め切れてなくても、キャリアの相談をしてみたい。」
僕は上記のように悩みながら、転職エージェントやキャリア相談サービスを複数社利用しました。
結果、転職エージェントは転職を前提として話が進むため、面談を重ねるにつれて違和感を抱くようになりました。
もしあなたが、転職するかどうか決め切れていない中でキャリア相談をしたいなら、以下のサービスに無料で相談してみることをおすすめします。
転職を前提とせずに質の高い転職相談をしたいなら、有料で転職相談した結果は…?3つのメリット・デメリットと5社の支援サポートを徹底解説!を合わせてご覧ください。
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キャリア相談した結果転職しないという決断でもOK
キャリア相談ができる以下のサービスでは、転職する気がない人が相談したり、相談の結果転職しないという決断をしたとしても、問題はありません。
上記のうち、転職エージェントとキャリア相談サービスはオンラインで転職相談ができます。
ただし、転職エージェントは“ある程度転職するという方向性を持ってから”相談した方がよいです。
なぜなら転職エージェントは、求職者を自社求人へ転職させることで報酬をもらっているビジネスだからです。
転職エージェントの中には、「相談だけでも受付中!」といった謳い文句で相談者の登録を促すサービスもあります。
またビズリーチなどに登録していると、所属するヘッドハンターから「転職をまだ考えていなくてもOK。カジュアルに話をしませんか?」とオファーがくることも。
ここで大事なことは、相談者を自社求人に転職させることで利益を上げているビジネスであるという点。
つまりエージェントは、転職する気がない人や転職を決めきれていない人を、“いかに自社求人に転職させる方向に持っていくか”を常に頭に置いて相談に乗っているのです。
そのため、過去の僕のように転職するか迷っている段階で相談していると、求人紹介の話に流れて、根本的な相談にならず、違和感を抱いてしまうことになります。
もしあながた利害関係なしにフラットにキャリア相談したいなら、『キャリア相談サービス』をおすすめします。
転職しない・相談だけしたい人のキャリア相談先3選
転職しない・相談だけしたい人のキャリア相談先は、以下の3つです。
「転職エージェント」は軽い気持ちで登録すべきではない
先述した通り、転職エージェントはフラットにキャリア相談できません。
転職エージェントは相談者を自社求人に転職させることで、企業側から報酬をもらっています。
そのため、担当者の営業目標として“自社求人に転職させる”ことを必ずゴールに置いて相談に乗っているのです。
僕は過去に転職するかどうか決めきれていない中で、数社ほど転職エージェントに相談した経験がありますが、結局どのエージェントも最後は求人紹介ばかり。
「実際に企業に応募してみることで、見えてくる景色もあると思います!」と言われた経験もありますが…。
その前に自己分析をした上でキャリアプランを設計しないと、転職先のミスマッチによる短期離職にも繋がります。
≫短期離職をしたら人生終わり?2回繰り返して転職に成功した人の話を大公開!
またごぐ一部のケースとは思われますが、内定辞退をして現職に残るという決断をすると、担当者からネガティブな反応をされるケースも。
転職エージェントを利用し、転職活動しある会社から内定をいただきました。 勤務内容が当初のものと変わり、連絡がなかなか来ないなど不信感でいっぱいです。 エージェントには詳しい説明を聞くまで内定受諾できないと話していたにも関わらず、「内定受諾ありがとうございます」と一方的に連絡が来るなど困惑しておりました。
引用:Yahooしごとカタログ
よって、転職エージェントは転職するかどうかわからないような軽い気持ちで登録するのではなく、ある程度転職の決意を固めて相談する方がベターです。
もちろん親身になって相談に乗ってくれる担当者もいますが、そのような質の高い担当者をこちらから指名することはできません。
求人紹介を受ける際は転職エージェントを利用し、転職前段階の自己分析から適職を見出したり、今後のキャリアプラン設計は次章で紹介するキャリア相談サービスを利用しましょう。
転職を前提としないなら「キャリア相談サービス」
転職しない・転職を決めきれていない人にもっともおすすめなのがキャリア相談サービスです。
キャリア相談サービスが転職エージェントと大きく異なる点は、自社求人をもたず、相談者重視のサポートを受けられる点。
そのため転職エージェントのように求人基点ではなく、あくまであなた基点で、適性に見合うベストな業界や業種を見つけ、ポテンシャルが120%発揮できる仕事に就くことができます。
転職エージェントとの違いは以下の通りです。
サービス名 | キャリア相談サービス | 転職エージェント | 転職サイト |
---|---|---|---|
自己分析の支援 | 〇 自己分析からスタート |
△ 求人紹介がメイン |
× アドバイスなし |
キャリアプランの作成 | 〇 コーチと二人三脚 |
△ 求人紹介がメイン |
× アドバイスなし |
求人紹介 | × 自社求人が存在しないため 実質全ての求人に応募可能 |
△ 自社求人のみを紹介 |
△ 自社求人のみを紹介 |
アドバイザーの質 | 〇 プロのキャリアコーチ |
△ 当たり外れが大きい |
× アドバイザー不在 |
僕自身もキャリア相談サービスを利用して、転職ではなく独立というキャリアの選択をとる形になりました。
そこには、僕という人間と1体1で親身になって向き合ってくれたプロのキャリアコーチの存在がありました。
上記のようにチャットで随時転職相談もできるので、気になることがあればすぐに相談できるのも大きなメリットです。
≫転職相談はチャットで解決できる?3つのサービスとメリット・デメリットを解説!
逆にデメリットとしては、しっかりとしたカリキュラムに入ろうとするとお金がかかる点が挙げられます。
僕は有料のカリキュラムに入りましたが、その前に5社以上のキャリア相談サービスで無料相談しました。
結果的に悩みの整理や新たな気づき、そしてキャリアアップの事例まで教えていただき、“視界が開ける感覚”に。
キャリア相談サービスの口コミ
#キャリドラ を受講した感想。その①
コーチの方のお話がとても丁寧で分かりやすいです。その方は、私の転職活動に対するどんな不安も1つ1つ消す方向に導いてくださる恩師です。また、転活前の「自己分析」の重要性にも気付かされました。これはやって良かったなと思います。— マヨさわ (@7dui2) December 4, 2022
もし転職を前提とせずフラットにキャリア相談をしらいなら、試しに『キャリドラ』などの質の高いキャリア相談サービスを利用しましょう。
その他各キャリア相談サービスの評判・口コミは以下から飛べます。
詳しくキャリア相談について知りたい方は、有料キャリア相談おすすめ13社を受講者が徹底比較!ランキング形式で人気サービスを紹介!を合わせてご覧ください。
「ハローワーク」はキャリア相談の質が低い
ハローワークなどの公共サービスは、基本的にキャリア相談先としておすすめできません。
ハローワークの求人は、転職エージェントなどの民間サービスに比べて質がかなり低いです。
主に以下の2つの理由が挙げられます。
- 求人の掲載審査がない
- 企業が無料で求人掲載できるため資金力のない会社も募集ができる
加えて、ハローワークでキャリア相談できる職員は、非正規雇用が多かったり、公務員なので人材業界の知見に乏しい方も多かったりします。
≫ハローワークへ転職相談するのはアリ?在職中でもOK?転職経験者が徹底解説!
よって基本的には公共サービスはおすすめできませんが…。
キャリコンサーチなどオンラインでキャリアコンサルタントとマッチングできる公共サービスもありますので、利用するとしたらこちらがおすすめです。
キャリア相談だけして転職しないメリット・デメリット
キャリア相談だけして転職しないメリット・デメリットは以下の通りです。
タブをタップすると、切り替えができます。
- 転職歴を抑えられる
- 転職にかかる費用がない(交通費・転居に伴う引越し代など)
- 慣れた環境でステップアップできる
- 転職後のギャップや変化はない
- 転職ほど大幅な年収アップは望めない
- キャリアチェンジできない
- 不満があっても異動できるかどうか分からない
僕はキャリア相談をして転職したことや転職せずに独立した経験がありますが、結局のところ自分が“どんな目標やありたい姿を持っているか”です。
その目標が現職で達成できそうであれば、現職に残るのがベスト。
はたまた、現職で達成できそうではあるものの、異動が必要な場合は、異動申請をして通るかどうかで転職を決めるのが流れ。
キャリアにおける目標は、しっかりと自己分析をした上でハッキリと見えてきます。
そのために、キャリア相談サービスのような転職の前段階の自己分析や適性を見出す必要があるのです。
まとめ:キャリア相談で転職しないと決断しても問題ない!
この記事では、キャリア相談した結果転職しないという決断でも問題ないかどうかについて解説しました。
転職する気がないけど、漠然とした悩みを抱えていたり、転職するかどうかまだ決めきれていない人は、キャリア相談サービスを利用するのがおすすめです。
僕はキャリア相談サービスを利用することで、理想のキャリアに向けて走り出すことができました。
ぜひ本記事に沿って、自分のキャリアを磨き上げていきましょう。
この記事は以上です。