この記事のまとめ
「昼休憩が取れない...。忙しすぎてトイレにすら行けない...。」と悩む方に向けて、対処法を徹底解説!
昼休憩が取れない職場で働くリスクとは?そもそも、休憩が取れない原因とは?
かつて水も飲めずに12時間働いていた筆者が、転職すべき理由をお話しします!
12時を過ぎても、誰を席を立とうとしない職場の人たち...。
そもそも昼ご飯すら準備していない上司...。
休憩に行きたいけど、行けない日々に悶々としている方は多いのではないでしょうか。
僕の前職は、「昼休憩に行く人=ヒマな人」という文化が根付いていました。
むしろ、「昼休憩に行けないヤツがイケてる」なんて雰囲気が漂っていたんです。
その結果、僕は体を壊していきました。
肌が荒れたことで、ほっぺはアンパンマンのように赤くなり、体重はガクンと落ちました。
本記事では、僕の実体験をもとに対処法を解説していきます。
この記事を読めば、昼休憩を取れない会社が普通ではなく、「自分はホワイトな会社に入社できない」という思い込みをなくすことができます。
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転職エージェントに相談するのはやめてください。
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タップできるもくじ
忙しいから昼休憩取れないのはそもそも「違法」
6時間を超えて働いているのに、昼休憩が取れない会社は、労働基準法を違反しています。
Q 休憩時間は法律で決まっていますか?
A 労働基準法第34条で、労働時間が
6時間を超え、8時間以下の場合は少なくとも45分
8時間を超える場合は、少なくとも1時間
の休憩を与えなければならない、と定めています。引用:厚生労働省
労働時間が6時間を超えると、休憩をとらないといけないことが法律で決まっています。
「いやいや、昼休憩なんて取れないのが当たり前だし、他の会社でも取れないことってあるんじゃないの?」と思われた方...。
今の会社の働き方に洗脳されているだけです。
自主的に休憩を取らない場合は残業代を請求できない
休憩の過ごし方は、「個人の自由」です。
そのため、休憩時間に自主的に仕事をしていたり、勝手に働く場合は、残業代を請求することはできません。
ただし、休憩中に電話対応や来客対応で仕事をせざるを得ない中で業務の指示を受けた場合は、休憩時間とはみなされません。
Q.私の職場では、昼休みに電話や来客対応をする昼当番が月に2~3回ありますが、このような場合は勤務時間に含まれるのでしょうか?
A.まず“休憩時間”について説明します。休憩時間は労働者が権利として労働から離れることが保障されていなければなりません。従って、待機時間等のいわゆる手待時間は休憩に含まれません。
ご質問にある昼休み中の電話や来客対応は明らかに業務とみなされますので、勤務時間に含まれます。従って、昼当番で昼休みが費やされてしまった場合、会社は別途休憩を与えなければなりません。引用:厚生労働省
昼休憩が取れない3つの原因
昼休憩が取れない原因は、以下の3つです。
- なんとなく休憩が取りづらい
- 職場に昼休憩を取らない人がいる
- そもそも昼休憩に行けないぐらい忙しい
なんとなく休憩が取りづらい
休憩がない会社のもっとも大きな特徴。
それは、なんとなく休憩を取りづらい雰囲気があることです。
そんな休憩を取りづらい雰囲気の原因は...
- 昼休憩の時間がハッキリと決まってない
- 上司が休憩を取らずに黙々と働いている
- 誰も休憩の声掛けをしない など
上記が挙げられます。
会社として休憩が仕組化されていて、人によって休憩に行く時間が決められていたり、上司の声掛けで積極的に取らせてもらえる会社もたくさんあります。
しかし、休憩が取れない会社は、昼休憩の時間も決まっていなければ、誰も声掛けしないところが多いはずです。
職場に昼休憩を取らない人がいる
昼休憩を取らない人がいると、休憩に行きづらくなります。
休憩を取らない人が、上司や先輩にあたる人だと最悪です。
もはや行きづらいどころではなく、休憩に行けなくなります。
そして、忙しそうな上司を見ると、「手伝いましょうか…?」と言ってしまうのがサラリーマンです。
結局、他人の仕事を手伝って、お昼ご飯を食べずじまいになってしまうことも...。
そもそも昼休憩に行けないぐらい忙しい
そもそも、休憩に行けないぐらい忙しいことも原因として挙げられます。
僕の前職は金融機関でした。12時を過ぎても窓口にはお客さんがわんさか来ます。
職場でもっとも若手だった僕は、先輩に仕事を引き継ぐことができず、そのままズルズル来客対応。
気付けば、支店が閉まる15時を過ぎ、締めの作業に追われ続ける...なんてことが毎日でした。
昼休憩を取れない忙しい職場で働く3つのリスク
昼休憩を取れない職場で働くリスクは、以下の3つです。
- 体を壊す
- 仕事の生産性がガタ落ちする
- 給料は発生しない
体を壊す
冒頭でもお話ししましたが、僕は昼休憩を取れない会社で、心身ともにボロボロになりました。
体を壊したのは、一概に休憩が取れなかったことだけとは言えませんが...。
12時間水も口にしない日々を過ごすのは、今考えると異常です。
平日は、ほとんど仕事で缶詰め状態の方も多いはずです。
昼休憩が取れなければ、食生活は乱れて、僕のように体が不調を訴えることも十分あり得ます。
休憩も取らせてくれない会社は、あなたのことを守ってくれないでしょう。
自分の身は自分で守らなければなりません。
仕事の生産性がガタ落ちする
人間の集中力の持続時間は、約50分から90分と言われています。
それもそのはず。学校の授業の時間は、60分~90分に設定されていることが多いですよね。
しかし、休憩を取らせない古い文化の会社は、そんな事実も知らず。
あえて低いパフォーマンスのまま、社員にムダな労働をさせようとします。
会社全体の生産性は下がる一方なのに、仕事量は同じだと、どんどん仕事が忙しくなります。
給料は発生しない
先ほど、昼休憩が取れないのは労働基準法に違反するとお話ししました。
しかし会社は、昼休憩を従業員にとらせていると申告しているところが大半です。
つまり、会社のシステム上の就業時間は、必ずあなたが昼休憩を取っているようになっているということ。
仕事で1度も休憩を取っていなければ、1時間はタダ働きをさせられていることになります。
仮に、時給が1千円、月に20日働いているとしましょう。
すると、月に2万円分のタダ働きをしていることになります。
忙しいから昼休憩が取れない時の対処法
昼休憩が取れない時の対処法を解説していきます。
- 仕事で休憩なしの証拠をもって人事部へ訴える
- 部署異動を試みる
- 労働環境の良い会社へ転職する
仕事で休憩なしの証拠をもって人事部へ訴える
ここで言う休憩が取れない証拠とは…
- 昼休みの時間にメール対応や電話対応をしたログや記録
- 休憩中に離籍しないように指示されたメール文 など
つまり、休憩時間中に何か仕事をしていた証拠があれば、説明しやすいと言えます。
その証拠をもって、人事部に相談しましょう。
まともな会社であれば、相談に乗ってくれるはずです。
また、労働基準法を取り締まる『労働基準監督署』もあります。
ここに相談するのも1つの手ですが、行政の機関なので、今働いている会社と争うことになります。
部署異動を試みる
一定の規模の会社になると、部署ごとに労働環境は大きく変わります。
人づてに他部署のことを聞いて、「ウチの部署はまったく休憩が取れないのに、隣の部署は伸び伸びと仕事してる…!」と思うことありますよね。
とはいえ、異動させてもらえるのは、ハードルが高いです。すぐに異動を決められるほど、会社はスマートに動いてはくれません。
「異動させてもらえなければ辞めます。」と言うくらいの強気な交渉をしなければ、難しいです。
できるだけ会社を辞められる状態に近づけてから、交渉を行いましょう。
異動先の部署で有効な資格やスキルを事前に取得しておくと、上司へのアピールになり、交渉しやすくなります。
関連記事:【希望通らず‥】異動できないなら辞めるは正解?備えあれば憂いなし!
プロトレーナーに相談する
昼休憩を取れない会社から転職することも1つの手です。
僕が実際に転職して思ったことは、休憩を取れない会社は異常だということ。
僕にとって転職はものすごく勇気のいることでした。
とはいえ、転職したことで僕の人生はガラリと変わったんです。
- ゴルフや飲み会、残業が減ってプライベートが充実
- 転職が自信になり、ジムに通い始め、副業もスタート
- 将来性のある業界に身を置けて、仕事に意味を見出せるようになった
僕は最初転職する勇気がありませんでした。
というか、「転職することが間違いなのかもしれない」とどこかで不安だったんです。
1度転職エージェントに相談したこともありましたが、転職することを前提に求人をゴリ押しされてしまい、怖くなってしまいました。
そこから色々と自分なりに調べてキャリア相談サービスを知りました。
試しに無料カウンセリングを受けてみると、和やかなムードで会話が続き、「私がポジサラさんの友達だったら転職した方が良いって言っちゃいますね笑」と言われたんです。
シンプルだけどストレートな言葉に、ものすごく背中を押された気分。
僕は、キャリア相談サービスをきっかけに人生がホントに変わりました。
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まとめ:昼休憩取れないほど忙しい会社で働く価値はない!
今回は、昼休憩が取れない会社で働くリスクや対処法を解説しました。
- 昼休憩が取れない会社は労働基準法違反
- 忙しすぎる職場はリスクが大きすぎる
- 今の会社で休憩をとれるよう努力するより、働く会社を変える方が合理的
世の中にはたくさん会社があります。
もちろん、今の会社のように昼休憩が取れない会社もあれば、きちんと社員のことを考えて働きやすい環境を整えている会社もあります。
ひとりで転職活動をするより、プロに意見や会社の情報を聞きながら、求人を探す方が効率は高いです。
ぜひ、勇気ある1歩を踏み出して、転職エージェントに登録してみましょう。
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今回は以上となります。