この記事のまとめ
毎日の残業で疲れた時の対処法を徹底解説!
残業ばかりさせられる今の会社は、やはりおかしいのか?他の人はどのくらいの残業時間で帰宅しているのか?
残業時間が月80時間を超えたこともある元ブラック企業の社畜が、残業をするリスクや解決策をお話しします!
「上司は残業すること前提で仕事を振ってくるし、なかなか家に帰れない‥。」
残業する文化が染みついてしまっている会社は、この残業地獄からなかなか抜け出せません。
かつての僕は、家と会社の往復の毎日で、プライベートもへったくれもありませんでした。
結果的に、僕はその会社から転職し、残業時間を月20時間弱まで減らせることができました。
当時の僕のように残業で悩んでいる方は、「他の会社はどのくらいの残業時間で帰れているのだろう…。」という疑問も抱えているはず。
この記事を読めば、あなたの会社がいわゆる“ブラック企業”であるかどうか、分かるようになり、今後のキャリアの選択肢を前向きに考えられるようになるはずです。
MEMO
残業が原因で転職すべきか悩んでいる方はキャリア相談しましょう。
実は転職を前提として話が進まず、自己分析からスタートし自分に合った仕事を見つけられるサービスがあります。
キャリスピなど、優秀なトレーナーのキャリア相談サービスを利用して、自分に合ったホワイト企業を見つけましょう。
タップできるもくじ
残業時間が「月45時間」を超えるとブラック企業
ブラック企業とみなされる残業時間は、「45時間」です。
会社が社員を残業させる場合、『36協定』にもとづいて、国に労使協定の届け出をします。
この『36協定』の決まりで、残業時間の上限は、月に45時間以上と定められているのです。
45時間以上の残業は、36協定と呼ばれる会社のルールを守っていないことになります。
ブラック企業と呼ばれても、おかしくない水準になるのです。
厚生労働省の総合情報サイトでは、以下のようにブラック企業を定義されています。
厚生労働省においては、「ブラック企業」について定義していませんが、一般的な特徴として、① 労働者に対し極端な長時間労働やノルマを課す、② 賃金不払残業やパワーハラスメントが横行するなど企業全体のコンプライアンス意識が低い、③ このような状況下で労働者に対し過度の選別を行う、などと言われています。
残業の平均時間は「20.6時間」
画像引用:doda公式サイト
2020年4月~6月に、15,000人を対象にしたdodaの残業時間の調査によると、残業の平均時間は「20.6時間」となっています。
…元ブラック社員の僕からすれば、だいぶ少ないと思ってしまいました。
世の中の人たちは、20時間を超えないぐらいの残業時間で仕事をしているのです。
さらにdodaの調査によると、下記の業種は残業が少ないというデータになっています。
逆に残業が多い業種は以下のとおりです。
業種によって、残業時間はバラバラ。
とにかく残業したくない人は、営業アシスタントのような日中に仕事が集中する業種に転職することをおすすめします。
毎日の長時間残業のリスク3つ
毎日の長時間の残業はリスクが伴います。具体的には以下の3つです。
- 体を壊す
- 残業に依存する
- プライベートに支障をきたす
体を壊す
長時間の残業は体を壊す原因になります。
- 疲労がたまる
- 運動不足になる
- 精神的にツラくなる
肉体的にも精神的にもきつくなるのが長時間の残業。
家と会社を行ったり来たりする毎日で、運動する時間もなければ、ご飯を食べる時間も不規則になってしまいます。
この記事を読んでいる方のほとんどは、疲れが溜まっている状態のはず。
毎日ガンバって働いていることはホントに素晴らしいこと。
しかし、体を壊すリスクを考えると、そんなに働く必要はないのでは?と思います。
向いてない仕事を続けた結果は仕事向いてない何がしたいかわからない40代がすべき3つの対処法を徹底解説!を合わせてご覧ください。
残業に依存する
長時間の残業を続けていると、仕事の効率が悪くなります。
仕事に対する疲れがとりきれず、頭がうまく働かないのです。
そして仕事の効率が悪くなると、残業せざるを得なくなります。
「どうせ今日も残業するんだし、この仕事はすこし置いておこう。」こう考えて、どんどん仕事が遅くなり、残業に依存した働き方が身についてしまうのです。
「残業→仕事のスピードが低下→残業」
生産性を地の底に落としてしまうサイクルの出来上がりです。
プライベートに支障をきたす
仕事で帰りが遅くなると、友人や家族との交流もなくなってしまいます。
今では友人との集まりにはしっかり顔を出せるようになりましたが...。
あの頃の僕は、義務感だけで、プライベートより辛い仕事を優先していました。
毎日の残業に疲れた時の対処法
毎日の残業に疲れた時の対処法を3つ解説します。
- 休息の質を上げる
- 専用の窓口へ相談する
- ホワイト企業へ転職する
- 適職を見出して自分に合った会社をプロと見つける
休息の質を上げる
残業しながらでも、休息の質を上げることはできます。
元ブラック社員の経験から、以下の習慣を続けると、残業の疲れをマシにしてくれることを身をもって体験しました。
- 3食必ず食事をとる
- どんなに遅くても必ずぬるま湯の湯船につかる
- 寝る6時間以内はカフェインをとらない
- 遮光カーテンと寝やすい寝具を使う
- 睡眠時間は7時間以上とる
残業が多いと、3食食べられない人も多いかと思います。
朝食を食べると、朝の仕事に対する脳みそのエンジンのかかり方が違います。
朝でも一気にギア全開で仕事をすることができるので、ぜひ朝ご飯は食べてみてください。
また、睡眠の質を上げると、疲れがとれやすいです。
遮光カーテンで部屋をできる限り暗くし、寝やすい寝具を使えば、グッと睡眠の質を上げて、疲労を回復できます。
今話題の“脳眠”と呼ばれる枕を知っていますか?
スタンフォード大教授が開発した質の高い睡眠を追求した枕です。
脳が深く眠れる状態を作り上げられる優れもの。
専用の窓口へ相談する
残業時間が長くて仕事がツラいことは、親には相談しづらいですし、友達にも話しづらいものです。
外部機関の専用窓口に相談してみましょう。
サービス残業を強要されている場合は、労働基準監督署に相談すると、会社を取り締まってくれることもあります。
単に相談にのってほしい場合は、全労連労働問題ホットラインや、総合労働相談コーナーがおすすめです。
ホワイト企業へ転職する
先ほどもお話ししたとおり、世の中の平均的な残業時間は、「20.6時間」。
仮に今のあなたが40時間の残業時間があるとするなら、転職すると半分近くまで残業が減る可能性があります。
ホワイト企業に転職するためには、スカウト型の転職サイトに登録してみることが無難です。
確かに転職サイトにはブラックに近い企業も見られます。
しかし、求人掲載には審査があるため、ある程度のレベルまでの求人の質は担保されているのです。
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リクナビNEXTの詳しい評判に興味がある方だけ、下記の記事を合わせてご覧ください。
-
【ブラック?】リクナビネクストの評判は?2chの口コミを徹底リサーチ!
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関連記事:【ブラック?】リクナビネクストの評判は?2chの口コミを徹底リサーチ!
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関連記事:キャリドラの評判は?やばい口コミ・怪しい噂を実際に利用した筆者が徹底解説!
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今では残業時間が月に20時間ほどに。残業したら怒られるくらいになりました。
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残業が月40時間を超えた時の体験談やホワイト企業の選び方は、残業40時間はありえない?きつい毎日を送った体験談を暴露します!を合わせてご覧ください。
プライベートの時間が増えたことで新しい挑戦ができた
僕は転職したことで、残業が減り、プライベートの時間が増えたことで、下記のような新しい挑戦を始めました。
- 副業(ブログ)を始めた
- ジムに通いだした
副業は、今書いているこのブログです。
今では月5桁の収入が生まれていて、紛れもなく残業が減ってプライベートの時間を確保できたおかげです。
また、転職してからジムに通いだしました。
体もだいぶ変わり、これもまた自信になりました。
友人や家族との時間が増えてストレスが溜まりづらくなった
仕事だけの生活ではなく、友人や家族とのかけがえのない時間も過ごせるようになりました。
もちろん、転職しても仕事で嫌な思いをすることはあります。
しかし、支えてくれる家族や友人のおかげで、ストレスが溜まることはほとんどありません。
仕事で頭がいっぱいにならなくなった
人生のほとんどの時間を仕事で費やしていた時は、帰宅しても仕事のことで頭が一杯になっていたことが多くて。
今では自分の好きな読書や、副業、ジムで体を鍛える時間ができたことで、イヤでも仕事のことを考えなくなりました。
この記事を読んでいるあなたは、今の状況を変えたいと思っているはず。
確かに、転職は勇気がいるものです。
しかし、今の勇気ある1歩が数年後の自分の姿を変えてくれます。
仕事を辞めた後に人生楽しめるようになった体験談は仕事辞めたら人生楽しすぎ…?20代・30代・40代へ小心者の僕が辞めた体験談を晒しますを合わせてご覧ください。
まとめ:毎日の残業で疲れた時の対処法を徹底解説!
今回は毎日の残業で疲れた時の対処法を解説しました。
残業で疲れ果てているなら、転職すべきです。
今よりホワイトな企業はたくさんあります。
残業時間が月に20時間を超えているなら、それは平均よりも“働きすぎ”なのです。
今の日本は転職が当たり前の時代。転職してよかった人は、全体の「87%」にのぼります。
転職してよかった理由
順位 | 全体の割合 | 転職してよかった理由 |
1位 | 21.1% | 給与がアップした |
2位 | 14.3% | 人間関係が良くなった |
3位 | 14.3% | やりたい仕事ができた |
4位 | 8.6% | 残業や休日の条件が以前より良くなった |
5位 | 6.0% | 勤務日が良くなった |
参考:【マイナビニュース】転職経験者「転職してよかった」が87%
ぜひ、転職サービスを活用して、自分のワークライフバランスを保てる会社を見つけましょう。
転職後3ヶ月以内で辞めたいと思っている方は、転職して3ヶ月で辞めたい…中途入社ですぐに退職してもいい?3つの対処法を解説!が参考になります。
今回は以上となります。