この記事のまとめ
「正社員として入社して1ヶ月しか経ってないけど、ギャップがひどすぎて、すぐにでも辞めたい。」と悩む方に向けて…
入社して日が浅くても、退職して大丈夫?上司への退職の伝え方や効果的な退職理由とは?
転職サービスを10社以上利用した経験のある筆者が、1ヶ月で辞めたい時の対処法を徹底解説します!
「え、こんな会社だったんだ…。」
入社してすぐ、会社に対して落胆してしまう方は多いと思います。
かつての僕も同じように、入社してギャップを感じ、それ以降苦痛の日々を過ごしました。
結論から言うと、1ヶ月で仕事を辞めるのはまったく問題ありません。
しかし、デメリットを理解して転職活動を行うべきです。

MEMO
1ヶ月で辞めたとしても若手人材は、採用されやすいです。
ただし、重要なことは短期離職を繰り返さないこと。
アサインなど銀行員と相性の良い転職エージェントを使って、ストレスのないホワイト企業へ転職しましょう。
タップできるもくじ
仕事を1ヶ月で辞めるのは「退職の自由」で認められている
労働者には、『退職の自由(憲法22条1項)』が認められています。
さらに、退職を申し出てから2週間が経過すれば、会社からどんなに引き止められたとしても、正式に辞められるのです。
当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する。
引用:民法第627条1項

仕事を1ヶ月で辞める人はたくさんいる
もしあなたが「1ヶ月で仕事を辞める人なんて、自分以外にいるのかな…。」と、ぼんやり悩んでいるなら、答えは「たくさんいる」ということ。
リクルートワークス研究所『全国就業実態パネル調査2020』によると、「1ヶ月以上~3か月未満」の離職者の割合は、全体のおおむね10%となっていることが明らかになっています。
画像引用:リクルートワークス研究所

さらに、Twitterや2chを調べてみると、1ヶ月で仕事を辞めた人は多く見られました。
もう無理、、
ストレスで死ぬ、、
ゴールデンウィーク終わったら仕事辞める✋
ほんと友達にずっと電話してたらガチで泣いてしまったwwww
それだけ自分が追い詰められてたんやな、、
新卒で入社して1ヶ月で辞めるとかwwww— センベイ (@senbei__777) April 19, 2019
まだ正式ではないけど、転職先1ヶ月もしないで辞めると告げました。
仕事は3年ってみろとか昔から言われてるけど、入社してすぐ3年は無理だって直感で思った。
この判断が正しいかは分からないし、人によってはすぐ逃げ出したって言うのかもしれない。
でも、転職してからずっとモヤモヤしてて— xyzwork.a (@sleeping_bambi) September 18, 2020
前の職場1ヶ月で無理!ってなったので即転職活動して無事転職を終えたんだけど、今の職場仕事も楽しいし人間関係良好過ぎてほんとやめて良かったな~と思う。人生で2度目のお昼ご飯の味がしない日々だった。体に異変を少しでも感じたら辞める(環境を変える)か病院行って休息するしかないよね~
— 777🌟ななな (@pikapikajyuuuu) October 3, 2020
転職して1ヶ月。中腰姿勢でのピックと格納業務の多さで、背中から腰と膝がdown👇
遂に今日はお仕事お休みしてしまった。仕事中は気を張ってなんとか出来ても、自宅じゃ家事すらままならず、明日辞める話をしに行く予定。社会保険加入前で良かったけど、人間関係はとても良かっただけに、凹んでる😞— さぁーこ (@chakovery0805) February 10, 2021
10 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2021/07/23(金) 15:20:15.334 ID:H8OonIdL0.ne
俺は1ヶ月で辞めたぜ
一年もったお前はすごいぜ引用:2ch

さらに、辞めたくてズルズルと働いていたとしても、やっぱり半年経って仕事が向いていないと思う人もたくさんいます。
僕自身、新卒でブラック企業に入社して、3年我慢した経験があり、今でもものすごく後悔しています。
関連記事:【後悔】新卒で入った会社がブラックだった!3年辞めずに働いた末路とは?
仕事を1ヶ月で辞める時の問題点3つ
ここまで、1ヶ月で仕事を辞めることは、おかしなことではないという話をしました。
次に、入社してすぐに仕事を辞めた時に考えられる問題点を解説していきます。
- 転職活動のハードルが上がる
- ホントに現職が向いていなかったのか分からない
- 転職できるまで収入がなくなる
転職活動のハードルが上がる
1ヶ月で仕事を辞めたことは履歴書に残ってしまいます。

1ヶ月で辞めた事実だけを見られると、応募した企業から下記のように判断される可能性があります。
- 仕事の辞め癖がある
- 忍耐力がない
- メンタルが弱い
つまり、「うちに入社したとしても、すぐに辞めるんじゃないか…。」と思われる可能性が高くなります。

転職を考えているなら、まずは転職サイトに登録しましょう。
『Re就活
』は、20代特化型の転職サイトで若手向けの求人がたくさんあります。

ホントに現職が向いていなかったのか分からない
1ヶ月で仕事を辞めてしまうと、仕事の全容が見えないまま、会社を辞めることになります。
基本的に入社して1ヶ月間の仕事は、ほとんど雑用か、もしくは誰でもできるような業務をさせられるのがほとんどでしょう。
仕事が向いていないと思って辞める場合、ホントに今の会社の仕事が向いていないのか、判断できる材料がないはずなのです。

転職できるまで収入がなくなる
1ヶ月で辞める場合、転職先を決めていないことがほとんどです。
次の仕事が決まっていない状態で辞めると、経済的な余裕がなくなるのが大きなデメリットです。

仕事を辞めてから転職活動をするメリットとデメリットは、以下のとおりです。
- 面接の日程調整しやすい
- 会社に有利な資格やスキルの勉強ができる
- 転職活動に集中し、短期決着できる
- 経済的な余裕がなくなる
- 転職先が見つからないリスクがある
- 焦りが生まれて、妥協する可能性も
僕の場合、収入がなくなる怖さがもっとも大きかったため、転職先を決めてから退職した経験があります。

1ヶ月で仕事を辞めたい時の対処法
1ヶ月で仕事を辞めたくなった時の対処法は、以下のとおり。
- 退職理由を前向きなものとして言えるようにする
- 働きながら転職活動を始める
- 長続きするベストな転職先をプロと見つける
退職理由を前向きなものとして言えるようにする
入社してすぐ辞めてから、転職活動を始める場合、もっとも大事になるのが「すぐに仕事を辞めた理由」です。
退職した理由をストレートに言ってしまうと、採用側の印象が悪くなります。
例えば…
- 職場の人間関係が悪かった
- 上司とウマが合わなかった
- 仕事の内容にギャップを感じた
上記のような理由は、「ウチで採用しても、たまたまウマが合わない人間が部署にいたり、仕事が気に入らなかったら、辞めちゃうのかもしれないな…。」と思われてしまいます。
結論、面接官に悪い印象をできるだけ与えない退職理由は、前向きなもの、一択です。
例えば…
- 自分の強みをより活かせる業務に携わりたい
- 業務内容が入社前に聞いていた内容と違い、ホントにやりたい業務で仕事をしたい
上記は飽くまで一例ですが...。
前職に対する後ろ向きな理由ではなく、応募する企業に対する前向きな理由を伝えるように心がけましょう。
働きながら転職活動を始める
働きながら転職活動を始めると、経済的な余裕があるため、仮に転職活動が長引いたとしても、焦ることもありません。
とはいえ、転職活動をスタートして、内定をもらい、転職できるまで、平均「2ヵ月~3ヶ月」はかかると言われています。

ただし、第二新卒(新卒~社会人3年目まで)の転職需要は高く、転職先が早く決まる可能性は高いです。
その証拠にマイナビの2019年に調査したデータによると、半数を超える企業が「新卒(第二新卒含む)採用を中心とした若手人材の確保」の「重要性が高まる」と回答しています。
さらに、2019年3月時点で、マイナビ転職に掲載されている全求人のうち、約84%が「第二新卒歓迎」としています。
すぐに転職活動を終わらせるためには、若手向けの優秀な転職エージェントのアドバイザーに頼るのがベストです。
その場であなたに合った求人を調べてくれて、面倒な書類手続きもサポートしてくれます。
長続きするベストな転職先をプロと見つける
転職先を失敗しないためには、キャリアコーチングサービスを利用してプロコーチから指導を受けましょう。
キャリアコーチングとは、コーチと1対1で面談し、キャリアに関する相談に乗ってもらえるサービスのことです。
具体的には、自己分析や現職に対するモヤモヤ、やりたい仕事が分からない、といった悩みに答えてくれます。

キャリアコーチングを受ければ、深い自己分析から自分に合った仕事を見つけることができます。
いくら1ヶ月の短期離職といえども、面接時に根拠のあるアピールができるため、内定を取りやすくなるというメリットもあります。
もし今の会社を辞めるかどうか悩んでいる方は、何も考えずに仕事を辞めてしまう前に、キャリアコーチングを受けてみましょう。
初回の1回だけでも、受けてみると視界が開ける感覚になります。
和やかな雰囲気で、主体的に答えやすい質問を投げかけてくれるため、気軽に受けられますよ。
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キャリア相談サービスのおすすめは?9つの有料転職カウンセリングを徹底比較!
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関連記事:キャリア相談サービスのおすすめは?9つの有料転職カウンセリングを徹底比較!
入社1ヶ月で退職する時の上司への伝え方
入社1ヶ月で退職する時の上司への伝え方は、以下の3つのポイントを押さえましょう。
- 必ず“直属”の上司に話す
- メールや電話ではなく、個室で直接話す
- 曖昧な表現は避け、断定的な言葉で話す
直属の上司を飛び越えて、その上の人に話をしてしまうと、直属の上司は良い気がしません。

また、メールや電話での退職の申し出はNGです。
1ヶ月間とはいえ、お世話になった上司に対して、直接退職を切り出すことは、社会人としてのマナーと言えます。
最後に、曖昧な表現は絶対に避けましょう。
例えば、「退職したいと“思っています”」では、ただの退職“相談”と思われてしまう可能性があるからです。

正社員が1ヶ月で辞める時の退職理由
正社員が1ヶ月で辞める時に確実に退職できる理由は、会社にはどうにもできない「これから」の理由です。

例えば…
- 資格を取るために学校へ行く
- 将来の夢を叶えるべく起業する など
上記のような理由であれば、会社の人に引き止められず、後ろ向きな理由でもないため、トラブルになりません。
具体的な確実に退職できる理由や切り出し方を知りたい方は、下記の記事を合わせてご覧ください。
関連記事:【解決】確実に退職できるたった1つの理由とは?転職経験者が徹底解説!
まとめ:1ヶ月で仕事を辞める時の対処法を徹底解説!
今回は、1ヶ月で仕事を辞めたい人に向けて、問題点や対処法を解説しました。
1ヶ月でも仕事を辞めたければ辞めてよいのです。
特に職場の人間関係は、ずっと勤めていても部署異動がない限りは、改善しません。
中年のおじさんやおばちゃんたちは、こう言います。
「会社なんて辞めるもんじゃないし、転職なんてするもんじゃない。」
これは、古い考え方です。年功序列の会社ばかりで、レールの上をただ歩けば、定年まで雇用が約束されている時代の話。
今は個の時代。1ヶ月で辞めたとしても、次の会社で個人のスキルが磨かれれば、数年後、もっと良い会社にキャリアアップする可能性もあるのです。
MEMO
1ヶ月で辞めたとしても若手人材は、採用されやすいです。
ただし、重要なことは短期離職を繰り返さないこと。
アサインなど銀行員と相性の良い転職エージェントを使って、ストレスのないホワイト企業へ転職しましょう。
今回は以上となります。